「評価の難しい作品」セッション waisighさんの映画レビュー(感想・評価)
評価の難しい作品
洋画でこんなスパルタものが作られることがあるのかと少々びっくりしてしまった。
日本でもパワハラ、セクハラが話題になりやすい昨今、これだけ生徒に罵声を浴びせ、体罰を加える先生はスカッとする一面もありつつ、許されてよいのかと疑問に思う部分もある。
天才を育てるためだった、そのために誰よりも努力したというそれらの行為の正当化は現代にフィットしないように思える。
ラストの場面で違う演目が伝えられていたというのも…ただの嫌がらせに見えてしまう。
緊迫感がずっと続き、ドラムの演奏、厳しい指導には目を背けたくなるほどの激しさがあり、その点は評価できる。
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