劇場公開日 2015年4月17日

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「凶器(狂気)じみた演奏に心打たれた。」セッション 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5凶器(狂気)じみた演奏に心打たれた。

2015年12月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

萌える

有名音楽学校のジャズバンド部に入った青年ドラマーとその先生との駆け引き映画なのですが、ラストに向かうに連れて視聴者を虜にして行きます。

指揮者兼先生役のJKシモンズの迫力と苦悩する青年ドラマーのマイルズテラーの緊迫感ある演技。

終始マイルズはシモンズに飴と鞭を与えられっぱなしですが、特に後半、優しい言葉をかけつつ、最終局面で裏切るシモンズが最高です。

最後の10分弱のシーンには鳥肌立ちます。
ここまで来ると、音楽はある意味心を打つが、またある意味凶器(狂気)でもある。

久しぶりに「これぞ映画!」というものを見せてもらいました。
音楽に詳しい人には不評らしいですが、映画人には好評映画。

ジャズという音楽ジャンルに囚われず見てもらいたい。

巫女雷男
たなかなかなかさんのコメント
2020年3月29日

巫女雷男様
コメントありがとうございます😊

この映画のエンディング最高ですよね!
私も何十回と繰り返し見ています😄

たなかなかなか
CBさんのコメント
2020年2月5日

> 音楽に詳しい人には不評らしいですが、映画人には好評映画

へえ、そうなんですね。面白いなあ。ためになる情報をありがとうございました。

CB