「え、三部作なの?」メイズ・ランナー ぐさんの映画レビュー(感想・評価)
え、三部作なの?
よくなかった点
・見る前に二章あるとドドーンと字幕で言われたこと
三部作の件しらなかったので、見る前に劇場で二章あるよって見せられて、ああ、今回ので終わらないんだ、迷宮なのに?って思って、モヤモヤしながら見る羽目になり、マイナス。
・謎があるのは面白いが、明かされた時の内容が、他の物語であるある展開で、見たことがある展開ばかりで、驚きがなかった。とくにラストはダンガンロンパを思い出した。
共感できなかった点
・主人公がしかけた側だったということを思い出しても、あっさり彼についていこうとするところ、ちょっとわからない。何年も閉じ込められ、生きるか死ぬかということになっているのに、簡単に許せるのはちょっと腑に落ちない。
あと、みんなで出れるかどうかわからない、モンスターの通行口に突撃する流れも、簡単に主人公信用し過ぎな気がした。上の流れからで余計に。
・あと出口はいるところで仲間が何人か犠牲になったのに、あの男の子の時だけ過剰にないたこと。そこまで仲良くなっていた感じがあんまりしなかったのも理由。
なんかうまくまとめてるようで、突っ込みどころあるあるという感じ。
総合意見
面白くないわけじゃないが、ところどころモヤモヤした。主人公が送られてきた理由と、迷路を使った実験の意味が、結局イマイチよくわからない。迷路物としては、迷路の攻略にあてた時間が短かったような気がする。迷路をもっと見たかった人は、簡単にクリアしたと思うと思う。最後の暗号もあっさりしすぎじゃないだろうか。なんだか迷路攻略というよりモンスターとの格闘、もしくは逃げるスリルがメインになってる感じがした。
どちらかというと迷宮推しなのかと思ってたけど、ちょっとちがったかなぁ。これで二作目はちょっと微妙すぎやしませんか。現時点では…。
あと取り敢えず、世界が滅亡してあななたちは選ばれてどうとかとか、もうひねりなさすぎ。それともそれが嘘で別の何かがあればまだ…。でも現時点では不明なので、ちょっとあるあるすぎるお話って感じですかね。スリルや緊張感は味わえます。