「大味サバイバルアクション!」メイズ・ランナー みのさんの映画レビュー(感想・評価)
大味サバイバルアクション!
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序盤の世界観の説明のシークエンス。個性的なキャラを並べて、一人ひとりの役割と内面がハッキリ浮き上がってきてたので見てて楽しかったです。
中盤のメイズ謎解きシークエンス。開始早々、謎の秘密結社が黒幕だと自らネタバレされてたので、謎解きのワクハラ感が少なかったのが残念。観客にネタバレとなるヒントはもう少し抑えて欲しかった。個人的に宇宙人説や富豪のゲーム説とか考えていたので。でもメイズの謎を少しずつ解き明かすのはワクワクしました。
終盤のネタバレシークエンス。最大の謎になるはずの黒幕が分かっていたので、特にびっくりもなかったです。ウィルスの抗体を持っているから、人体実験させられていたコトにロジックが成り立っておらず、不完全燃焼半端ない。(作り手もそこは分かっているのか、実験理由の説明がとても短かったですね。)
序盤〜中盤のキャラ紹介やメイズ謎解きシーンがこの映画の魅力であり、残りは微妙。2作目は恐らく荒廃した街に徘徊する"元"人間と戦うゾンビ映画になるでしょう。
3作目は子供達が作った新組織と秘密結社が戦う、近未来戦争アクション映画かな?と1人で妄想。
1度死んだオバハンが実は生きてました〜。とかどうでも良いから。
ヤングアダルト小説が原作だから、大味になるのは分かるが、もう少し設定を作り込んで欲しかったです。
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