駆込み女と駆出し男のレビュー・感想・評価
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時代劇
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ある宿場町が定期的に大名行列を案内するという重い負担を課せられてた。
しかも宿場としてもサビれる一方で、住人もどんどん去って行ってた。
この現状を打破するため、殿に金を貸して利息を取る方法を瑛太と阿部が立案。
利息は私財にするのでなく、宿場のために使う。そんな前提で出資者を募る。
紆余曲折の末、お金が集まるが奉行が認めない。
しかしケチな悪徳金貸しと思われて阿部の亡き父が実はいい人だった。
金をためてお上に渡すことで、同じように町を救おうとしてたのだった。
この話を聞いて奉行も認め、宿場町は復活。
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やっぱり時代劇ってあんまりおもしろくは感じないなあ。
全部が全部じゃなくて中には感情移入できるのもあるけど、
基本的に現実味がない。そりゃその時代に生きたことないからしゃーないが。
友情がよかった
いや~よかった。
内容的にはシリアスで重めなんやけど
大泉洋のキャラクターがそれをいい意味で中和してくれて
心苦しくならずに結構長い映画だったけどすーっと見えた。
大泉洋ももちろんのこと、戸田ちゃん、満島ひかり、樹木希林、堤真一…と
俳優陣が本当にすばらしくて本当によかった!
中でも戸田ちゃんことじょごと、
満島ひかりことお吟の友情が
泣けて泣けて…べったべっただんだん!!!
内容が少しわかる辛い部分も確かにあったけど
それでも見終わった後すっきりするとてもよい映画でした。
「スカ!」と、さわやか。
大泉洋さんが出ているので、コメディーと思い込んでましたが、、実際は江戸時代の離縁を求める女性達のドラマでした。
最初は「あれ?コメディーじゃないな?」と、感じつつ、どんどんストーリーに引き込まれていく面白さがあります。
精神的に追い詰められた女性たちが徐々に自分を取り戻し、強く生き抜いていく姿に「スカ!」と、させられる映画でした。
なんだこのテンポ
全編通じて歌の引用や調子を重視した話し方でしたが、世代に違いよるものでしょうか、ギリギリマイナスに感じてしまいました。
シーンの配分も、行間を読ませるような見せかたでしたが、悪く言えば最低限の詰め込みになっていた感じが・・・。
敵役がいいやつになるシーンがちょいちょいありましたが、これもその人の人柄や経緯が言葉でしか説明されず、あまりグッと来ませんでした。
シナリオ自体は凄くいいので、全体の雰囲気がハマる人には完璧な作品ではないでしょうか。
勉強になる
倹約とケチは水仙とネギ、大団円、吉原雀
梅ごよみ、源内櫛、簑のそばへ傘がよる
奢侈品、草双紙、幇間、鉄漿、漢籍の素養
東慶寺、不調法、とんちきはっつけ、唐変木
あだっぽさ
観ながら分からなかった言葉です。
この作品は勉強になりました。
素晴らしくて敵わないときには「素敵」と言いましょう。
映画「駆込み女と駆出し男」(原田眞人監督)から。
(原作・井上ひさし「東慶寺花だより」)
今でも「縁切寺」で名高い「鎌倉・東慶寺」。
このお寺を知ったのは、さだまさしさんの名曲「縁切寺」。
当時は、そんな寺があったんだ、というくらいの認識。
「源氏山から北鎌倉へ・・」とよく歌ったものだ。(汗)
さて、今回の気になる一言は、物語とはちょっと関係ないが、
主人公、信次郎が口にした「素敵」の定義。
「素晴らしくて敵わないときには『素敵』と言いましょう」。
「素敵」って単語は、イメージとして、ちょっとオシャレで、
男が使うには照れくさい感じがしていたのも事実。
もちろん、その意味なんて、考えたこともなかったが、
「素敵とは、素晴らしくて敵わないこと」という意味を知り、
今度、使ってみようかな・・と思った単語になった。
もちろん漢字の「素敵」であって、「すてき」や「ステキ」は
まだ恥かしいな。耳にした人はわからないだろうけれど。(笑)
うつくしい物語
戸田恵梨香さんが好きで観に行きました
情景描写が美しい、すてきな話でした。
皆さんがレビューで言っていたように、
江戸ことばが満載で所々フィーリングで理解するしかなかったのが気になるところ。そのときだけ単語だけでも字幕が出ればとても良かった、★5です。
お吟さんとじょごの"あなたは私の宝物"は涙し、じょごと大泉洋の恋仲シーンは可愛すぎる。幸せな気持ちになりました。
まあまあだった
本格時代劇で雰囲気や美術や言葉遣いなど時代考証も頑張っている感じがよかった。特に満島ひかりのお歯黒に凄みがあった。
しかし話が途中まですごく停滞していて退屈で、眠くなり、つまらないエピソードが長々と続くのもつらかった。特に想像妊娠のくだりは本当に面白くなかった。
両手首のない間者のエピソードももっと何かあるのかと思ったらすごくあっさりと終わった。
内山理名のなぎなたで切り合うところはよかった。
満島ひかりが駆け込んだ理由が、惚れた堤真一の男を下げる行動となっており、もっといい方法があったのではないだろうか。頭のいい方法とは思えない。
大泉洋もすごくよかった。
いろいろいいところがたくさんあるだけに話があんまり面白くないのがすごく残念だった。数々の伏線や展開されるドラマへの期待が、期待値を下回る面白味しか提示されなかった。センスが合わなかったのか、それほど笑いも感動もなかった。
良かった
でも大泉洋と戸田恵梨香が結ばれるのはちょっと出来過ぎてるかなーと。。最後狂った犬に戸田恵梨香が殺されるのかなーと思ったけどなんかハッピーエンドになっちゃって。最後の最後にリアル感がなくなった気が。。大泉洋が戸田恵梨香の思いを継いで一人で馬琴先生のところに入った方が感動が増した気がする。。
普通だな。
大泉洋は楽しいし、浦島ひかりとキムラ緑子は上手い。戸田恵梨香が演じる、じょごが訛りのある口調から徐々に美しくかつ凛とした女性になってゆく過程はちょっとした『マイ・フェア・レディ』で楽しいが……
どこかで観た感がありすぎてイマイチのれなかった。
冒頭でクレジットタイトルがでっかくでるから思わず「あっエヴァ! じゃなくて市川崑だ」と分かったから、これは市川崑リスペクトなんだと理解はした。情けない男たちとしっかりとした女たちは市川崑が好んで配したキャラだし。おまけに照明もなんとなく市川崑ぽぃ……
あと一つの疑問は東慶寺の“秘密”両手のない密偵が“秘密”を探し当てたとき改心したのは理解できたが(異教者としての罰として両手を失った)あれは事実なのかフィクションなのかが分からなくて気持ちがどまどってしまい(原作未読)最後まで気持ちよくのれなかった。
そもそも天保の改革でそういった人々が弾圧される描写はあってもよいし、むしろ無いとおかしいが、鳥居耀蔵のエピソードは映画に必要なのかどうか?
だけど、結局は最後まで観れるし、まぁ「普通だな」でした。
離縁復縁再出発。
劇場もロビーも今作を観るオバちゃんたちで埋め尽くされていたが、
さすがの原作(井上ひさしが晩年11年かけて紡いだ時代小説)だけに
内容も非常に面白かった。早台詞が大半なので冒頭かなり聞き辛く、
何を言ってるのか分からん?状態になるが、人物の動きとテンポで
彼らが何を言い、どう動こうとしているのかを読みとるのも面白い。
そして女達を見守る主人公、大泉洋が信次郎役にピタリとはまった。
彼の言葉に頷いては頭を働かせ成長する女達同様、観客もなるほど
と思わされる場面が多数ある。べらんめえ調の丁々発止が続く反面、
流暢な日本語が次々と披露され、改めて正しい使い方と意味を理解。
縁切り寺である東慶寺の実情に加えて当時の社会を描いた場面が多く、
男からは簡単に離縁できる男尊女卑の描き方も、それが寺では逆に
なるところ(目も合わせられない)など面白さも満載でコメディか?と
思うほどだが、信次郎とじょご(戸田)の成長場面では恋心もしっとり。
動と静の見事な配置は後半の選択まで見当がつかずにハラハラする。
短編を纏めたエピソードにはもっとそぎ落としていい物語もあるが、
多岐に渡る夫婦問題が現代にまで通じていることが分かると興味深い。
縁切り寺に駆け込む女達が心から望むのは、離縁だけではなかった。
私的に一番目を惹いたのがお吟(満島)と堀切屋(堤)のエピソードで、
離縁したいお吟の態度がどうも夫に惚れているとしか思えないのが
あぁ~そういうことだったのか、やはり。と真相を知って涙が出た。
私もそれを「粋」だと思っていたので堀切屋の言葉にはへぇーっと思い、
あぁこの小説時代劇をもっと深く観ていきたいと思った。先日観た
「百日紅」同様、連続ドラマでやってもいいほどの広がりを持っている。
(泣いて笑って再出発。どのみち男と女は共に同じ時代を生きてゆく)
面白かった。爽快感。時代劇好きです。
時代劇最近好きで・・これは期待してましたー。大泉洋さんは天才的ですね。 台詞のテンポも良くってそこも見どころ。どの役者さんも歯切れよく、とっても気持ちいい。そこにこだわっていたならこれはとても満足度高い。
駆け込み寺っていう題材も面白い。そこにそれぞれの人情溢れるストーリーがあって・・見応えがあった。
離婚するのに駆け込む・・。一見重い内容なのですが・・コミカルにわかりやすさもよく練られていて、飽きない。
本編・・長いんですが・・それも感じさせないくらいあっという間の時間でした。
時代劇独特の人情・・ホロっと心に沁みる。そこが好きで最近進んで観ています。この作品は時代劇初心者でも楽しめると思います。
駆け込んできた女性たちの想いや寺での生活・・四季折々の情景。音楽・・とても美しかった。
たくさんの方々に見て頂きたい。おススメできる作品だと思います。
江戸時代の言葉ってやっぱりおもしろい
まず最初に気になったのは火の用心。じょご(戸田恵梨香)が持ってた提灯は「火乃要慎」でした慎重が必要と意味も通るし昔はこうだったのかな?
進次郎(大泉洋)の言葉遣いも素敵でした。"素敵"は素晴らしくて敵わんからきてると言っていました。
まず駆込み寺の存在を知らなかったのでそこは新鮮でした。
一つ一つのセリフが楽しい。江戸時代の粋なリズムというか、なんか上手くは言えないけど聞いてて心地いい会話でした。
早口だし所々聞き取れない部分もあったからもう一度みたいなと思いました。
それと東慶寺周辺の景色はとても綺麗でした。
満島ひかりが庭を挟んだ向こうから叫ぶシーンはおもしろい距離感が生まれてました。
最初のシーンもよかったです、大泉洋の後ろからカメラを回したカットでわくわく感がありました。
キャストがいい!純粋に楽しめた!
純粋に楽しめた映画
140分超の時間が飽きずに観れた
東慶寺に駆け込んだ3人の女
・〔元泥棒の親分〕堀切屋三郎衛門の妾、お吟(満島ひかり)
・〔放蕩三昧〕浜鉄屋重蔵の妻、じょご(戸田恵梨香)
・〔道場破りの剣豪〕田の中勘助の妻、戸賀崎ゆう(内山理名)
満島ひかりは怪女になった!戸田恵梨香は可愛いかったね!
また、遊郭から名前を偽って逃げ出した遊女の話にも涙がこぼれそうになった
今回のキャストは、ホンマに良かった!
樹木希林の演技!麿赤兒!
陽月華は知らなかった、発見
松本若菜も幅が拡がったな~
個人的には、大泉洋が軽過ぎる気もするが…
知らないことが多くて面白かった!
初めのほうは話し言葉がすこし昔の言葉で分かりにくいところが多くありましたが
昔の離婚については知らないこともたくさんあるので
昔の人たちはこんな大変な思いをして駆け込んでいたことを知って
今は女性からも離婚を申し出ることができて
昔からの積み重ねで今があるんだなと思いました!
私は大泉洋さんが大好きでこの作品見たいと思いましたが
どこか頼りにならなそうだけど口だけは達者なところが とても合っていて最高でした!
でも今回の役は台詞量だったり、堤さんに脅されるところだったりとっても大変だったと思います!
中でも宿に輩が押し入ってきたときの口から出まかせでも あれほどまでに相手を圧倒してしまう気迫がとても感動しました!
あと印象に残ってるのは
戸田恵梨香さんと大泉洋さんのキスシーンです!
あれは歯を当ててくださいってことなんですよね?結構な落としたんでビックリしました!
そのあと戸田恵梨香さんが階段を駆け上がっていくとき嫌な予感がして
あぁ、死んでしまうのかな。嫌だ嫌だ。と息を飲んで見入ってしまいました!
他の方の考えとか解説読んで
また見直してみたいと思います!
恋物語に萌え。や、他にも見所ありですが…
満島ひかりは前からよかったし、この映画でもいい。低めに結んだ帯に、立ち方歩き方の所作も美しい。
でもこの映画では、戸田恵梨香が抜群に良い。specも観てるし、エイプリルフールも戸田恵梨香だけはよかったと思った。しかして、じょご役の戸田恵梨香にはかないません。いい役者だよー。素晴らしかったよー!
そして、大泉洋もよかったです。かわいかった。キムラ緑子とのかけあい最高でございました。笑った笑った。
とはいえ正直、お吟の駆込んだ本当の理由(惚れた男に死に顔を見せたくない、その男の涙を見たくない)には全く、全然共感しません。好みではない。
が、労咳(ろうがい、結核の事です)でやつれたお吟は美しく、その姿には見入りました。
堤真一演じる旦那の勘違いはよくわからないけど、お吟の真意を知ってなんか丸く収まってましたね。それはそれでええかと思いました。柏屋の前で読経するシーンはよかったです。
ゆうが駆込んだのは、わかります。あんな狂人の様な男に支配されていては生きながら死んでいるも同然。東慶寺にいる2年の間に敵討ちも思いとどまり、よかったです。
狂人夫の最後の凶行でじょごとゆうが怪我したらどうしようと泣きそうでしたが、薙刀の稽古の成果で取り押さえました!ブラボーです。皆さん頑張りましたね。
そして、じょごです。夫はDVモラハラ不倫のどうしようもない下衆で、雇人の手前、愛人宅に入り浸るなと頼むじょごに暴言を吐いて暴力をふるいます。そして妻を蹴って愛人を抱く…
ひどすぎます。じょごは据えかねて東慶寺に向かいます。道すがら怪我をしたお吟に会い、(お吟は籠持ちに手篭めにされそうになって逃げたのか?わからなかったけど)お吟をおぶって東慶寺に駆け込みます。
で、信二郎を追っ手と間違えて殴ってしまうという出会いです。
女たちの苦しみと、苦しみに寄り添う人たちとの交流が沁みるお話です。笑いどころも結構ある。早口で聞き取りにくいというのは確かですが、リアリスティックでわたしは嫌いじゃありません。
江戸時代の話で、フェミニズム的要素のあるお話を、男性が原案・脚本・監督していて、女が見て共感できる。やー、今までにありましたかね?そこがこの映画の一番の美点だろうと思います。
そして、予想もしていなかった信二郎とじょごの恋物語でもあった本作。やだわ不意打ち!ときめくわー!!!となりました。
じょごが信二郎に教わって薬草を覚え、東慶寺で読み書きを覚えてゆく姿には、力強く励まされる思いがしました。そして沢での逢引あたりから、じょごが信二郎を見つめる視線がラブ光線バリバリで、キュンとしました。
信二郎がなぜじょごに惚れたかはあまりよくわからなかったですが、教養を深め、精神も自由になり、輝く美しさを放つじょごに惚れるのは自明の理かもしれませんね。
ラストの信二郎まさか振られる?からの、江戸へ出るならお伴しますからの、じょごからの口吸いにもう劇場である事を忘れて、きゃーと声が出そうでした。キュンキュンしましたよ。
どうやらわたしは信二郎と同化して、じょごに惚れながら観ていたと思われます。
おゆきさんの想像妊娠そんなにすぐ腹がへっこむもんかえ?とか、院代さまは隠れキリシタンでええのよね?とか、姉妹入れ替わりの駆け込みの話がテンポ良すぎてわからんけどとか、玉虫のおててや足の悪いのと密偵やってたんと隠れキリシタンは繋がりあるの?とか、疑問は残ってはいますが、相対的に見てよかったです。
日本語字幕付きでもっかいみたら尚よくわかるかもです。
あ、言い忘れましたが、大好きな山崎努も可愛かったです。鈴がらんがらん。
時代劇的人情劇
話は江戸時代。天保年間の世。男尊女卑。
女性の離婚は思いのままにはならない時代。不幸に泣く女性最後の砦。
「駆け込み寺」東慶寺。その日々と、駆け込み人の請け負いをする柏屋の人々を中心に話は進んでいきます。
この映画。まず江戸時代の離婚調停を描いているのです。原作を読んでいないため、どの程度史実に忠実なのかとかは、わかりません。しかし、テーマが面白いです。
駆け込み寺とは、どのような存在であったのかを伺い知る事ができます。
さらに大泉洋が主演である事もあり、話のテンポが良い。樹木希林も実に良い存在感を発揮しています。
脇役の人々も豪華な面子で、140分を超える上映時間であるのに、長さを感じませんでした。
ただ言い回しが、難しくて分かりづらい点も多かったかなという印象です。
肝心な点ははっきりわかるんですが。
それから、一つだけ意味不明なのが、なぜにキリシタン?といった場面。意味がよくわからなかった。そういった人もかくまっていたんですかね?。妊娠よりまずい気がします。
スパイが都合よく、隠れキリシタンだったしね。
でも、不幸を背負う女性達、それぞれの駆け込む理由。その結末に、大いに感じ入りました。
個人的に印象的だったのが、東慶寺の御坊の法秀尼さんと、樹木希林さん演じる源兵衛、戸田恵梨香さん演じる製鉄師じょご。
この3人ですかね。
大変為になる映画だったなと思います。
泣けた。
素晴らしかった。
1カットを除いてわ…。
日本映画の衰退が叫ばれて長いが、いやいやどおして。
テレビで垂れ流されてるドラマらしきものを観るなら、この映画を観てほしい。
その先入観は覆る。
ジャニーズとかAKBとかに辟易してる方々にはお勧めです。
達者な演者と、一括りにするのも失礼な程、俳優陣が素敵だった。
満島ひかりは、何にヒントを得てあの役を作り上げたのだろうか?
原田監督の注文なのか?
自身の目論見なのか?
恐ろしいまでの役作りだった。
見事としか言いようがない。
樹木希林さん…この女優さんを、今観ないでいつ観るんだ。
なんか上品な中にも荒々しさを隠さない水墨画のような印象をもった。
全編通して、こんなに泣かされるとは思わなかった。
隠れキリシタンの女性のエピソードが、悲しくもあり、救われて良かったとも思う。
面白かったんだけど
全5回くらいのテレビドラマで、ひとりひとりの話をじっくり見たいな…と思ってしまいました。序盤や橋下じゅんさんのシーンは特に、慣れない言葉があのテンポで流れてくると、どうしても「今のなんて言った?」ってなってしまう。
でも面白かったのは面白かったんだよなあ…また観るか、本買うか…
結婚も離婚も命懸け
キャストが結構豪華でした。時代物は苦手でストーリーが判りづらいかなと不安になって 退屈するかと思いましたが、鑑賞して良かったです。じょごとお吟の別れに涙した。 堀切とお吟の関係にも涙した。大泉洋は駆け出しの医者ではなく一人前の医者として 良かったと思うし、樹木希林の存在感は、やはりデカイ。 それに江戸時代の結婚離婚は、女性にとってはいのち崖だったんだと思い知った。
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