ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションのレビュー・感想・評価
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IMFチーム
シリーズ5作目
(2015年字幕鑑賞)
今回のミッションも
Excitingなストーリー展開で
楽しめました。
トム様演じるイーサン・ハント
IMFロンドンの指令を受ける場所で
襲われハラハラ・ドキドキ
謎の美女イルサは敵か味方か・・
イルサ役のレベッカ・ファーガソン
キャサリン・ゼダ・ジョーンズ似で
美しくてステキ
アクションシーンもインパクト大です。
オープニングで飛行中の
軍用機シーンや
ウィーンオペラハウスでも
印象的でしたが
潜水シーンやカーチェイス
バイクを乗り回すシーン等
どれも、迫力満点でした。
今回は、シンジゲート(謎の組織)に
立ち向かい、IMF解散の危機や
チームのメンバーが奮闘します。
イーサンが、ロンドンの店で
レコード盤から
指令を受けるシーン
懐かしのテレビシリーズ
「スパイ大作戦」で
ピーター・グレイヴスが
極秘指令を受けるシーンが
甦りました。
カセットテープもありましたね。
懐かしいです。
うん、おもしろかった、
レベッカのFANに(*>∀<*)
イルサこそが本作の本当の主人公だったのです
すげー!傑作です!
このシリーズで初めて心から星5つです
大満足です!
前作の失敗点、問題点を全て修正しています
今までの面白い映画ではあるけれど、大味なアクション映画
一流とは言い切れない、二流の上ぐらいがせいぜいだったこのシリーズが、遂に正真正銘の一流アクション映画になりました
J・J・エイブラムスは、今作も製作に名前を連ねていますがよくぞ残れました
前作の「ゴーストプロトコル」で製作側に回って、監督をアニメ出身のブラッド・バード監督に任せて自分は余裕こていたら、脚本の出来が良くなく、折角のトム・クルーズの超然アクションがうまく活きなかったものになってしまったのです
その責任を取らされて製作陣からクビになってもおかしくなかったと思います
何しろこのシリーズはトム・クルーズが、映画化の権利を持っているのです
トムの考え方、評価次第です
前作の序盤で、ルーサーが現場を離れて訓練教官になったイーサンに久々に会った時にこんなことを言います
「よう、よう、自分は教えるだけの先生様が・・・」というイヤミです
これは製作に回ったJ・J・エイブラムス自身の自虐ネタだったと思います
余裕こいていたのです
なので今作は、彼も必死です
製作として、前作の反省から脚本の底上げを第一に考えます
アカデミー賞脚本賞受賞のクリストファー・マッカリーを迎えて、原案、脚本、監督まで任せます
特に前作でテキトーすぎて大失敗だった女工作員については、徹底的に考え抜いた設定になっています
というか、本作は基本彼女の物語です
イルサ・ファウストという女工作員を創造して、その彼女の背景、登場、将来を物語として肉付けしたものが本作のストーリーなのです
イルサこそが本作の本当の主人公だったのです
イルサのキャラ造形はお見事
レベッカ・ファーガソンの配役も見事
そのヘアメイク、衣装の選択もお見事
特に彼女のチャコールグレーの薄手のコートでテムズ川べりを歩く姿は惚れ惚れしました
正に英国の女性工作員そのものです
そして、甘かったロケハンも十分に検討して脚本と撮影計画に反映させています
撮影監督もロバート・エルスウィットに交代させます
ぐっとカメラが良くなっています
冒頭のレコード屋とクライマックスの相似形での決着の付き方が見事なカタルシスでした
その冒頭の指令の与えられ方がナイス!
アナログレコードって!しかもその音声までアナログ音質なのには笑ってしまいます
そんなアホな!ですが楽しければOK です!
イーサンが罠にはまって拷問をうける相手の名前が、なんと「ボーンドクター」です
発音の似た「ボーンアイデンティティ」シリーズを意識しての確信犯だったと思います
何しろ競合シリーズです
本シリーズとボーンシリーズの比較をしてみます
ミッションインポッシブル・シリーズ
第1作 1996年 m:i
第2作 2000年 m:i2
第3作 2006年 m:i3
第4作 2011年 ゴーストプロトコル
第5作 2015年 ローグネーション(本作)
第6作 2018年 フォールアウト(次回作)
ボーンアイデンティティ・シリーズ
第1作 2002年 ボーンアイデンティティ
第2作 2004年 ボーンスプレマシー
第3作 2007年 ボーンアルティメイタム
第4作 2012年 ボーンレガシー
第5作 2016年 ジェイソンボーン
公開年を見ると、本シリーズが先行しています
これを手本というより反面教師にしてボーンシリーズはスタートしたわけです
このボーンシリーズに刺激を受けてテコ入れが行われたのが第3作m:i3 になるわけです
そこから本シリーズとボーンシリーズは交互に公開され始めます
先攻 本シリーズ
後攻 ボーンシリーズ
mi3 対 ボーンアルティメイタム
ゴーストプロトコル 対 ボーンレガシー
ローグネーション 対 ジェイソンボーン
こういう対決になっているのです
その勝敗は自分の観るところではこうです
第1回戦はボーンシリーズの圧勝
第2回戦でも接戦ながらボーンシリーズが辛勝
第3回戦は引き分け(本作がやや優勢)
本シリーズが急速に力をつけてきたことがわかります
というか、本シリーズがボーンシリーズの良い点をかなり真似てきています
とくに映像面は顕著だと思います
さて、第4回戦ですが
先攻の本シリーズはフォールアウトが2018年公開済み
しかしボーンシリーズがまだ出ていませんので戦いはこれからです
ボーンシリーズ側が、本シリーズへの対抗策を考えあぐねているのではないでしょうか?
これは下手なものは出せないと悩んでいるのだと思います
なにしろブラント役のレジーが、外伝ながらボーンシリーズの主役になってしまっています
但し、本作にも問題点は残っています
こちらも同じレジーが演じるブラントの存在です
中途半端なキャラクターで、本作の脚本でも扱い辛そうなことが良くわかります
将来必要になるキャラなのは明らかなので温存はしないとならいので安易に殺せません
結局、彼の扱いは次回作では登場させない対応となります
さてイルサは素晴らしいキャラ造形です
次回作も彼女を中心に物語が展開していくことになります
いかにもアメリカのアクション映画っぽい
いや、そんだけ何回も拉致られたら、四肢のどっかもがれとるやろ!とか、
そんなに何回も事故ってたら、すぐに動けるわけないやろ!とか、
ツッコミどころは満載。
(さすがに、あのスピードのバイクでこけたら瀕死やろ!)
せやけど、そういうツッコミを野暮にさせてしまうのが、このシリーズのすごさなんやろうなぁ、と単純に思う。
好きなジャンルではないが、「スカっと」するにはいい映画。
イーサン(トム・クルーズ)が溺れ死んだと思った…:) 本作でもBM...
イーサン(トム・クルーズ)が溺れ死んだと思った…:)
本作でもBMWが車両提供、S1000RRでのすり抜けやワインディングシーンは迫力満点。実際にトム・クルーズが乗っているらしいがライディング・フォームがきれい。
イルサは、泳ぎも上手だし、バイクの運転もイーサンより上⁉
面白かった。
IMFもいよいよ解散?
ロンドンのレコード店でメッセージを受け取ったイーサン。実はそれが“シンジケート”からの直接メッセージだった・・・冒頭のアクションシーンよりびっくり。 捕らえられ、拷問されそうになったイーサンだったが、謎の美女に助けられ、ロンドンで消息を絶つことに。
オーストリアのオペラ座でロンドンでの犯人を見つけたイーサンは同僚ベンジーを巧妙に呼び出して首相暗殺を阻止しようとするが、二重三重もの仕掛けにより暗殺は実行された。その時のBプラン辺りの狙撃者がイルサだった。英諜報員だとイーサンは悟ったのだが・・・
カサブランカの電子金庫の水路。死にかけたイーサンのカーチェイスと、緊迫するシーンの連続。そしてイルサはどちらの味方なのか?!という展開。盗み出したUSBメモリにはレッドボックスというロックがかかっていて、英首相しか開けることができないという。
終盤はなんだかつまんないが、トゥーランドットの音楽をモチーフにずっと使われているのが心地良い。結局はCIA長官ハンリー(アレック・ボールドウィン)の“敵を欺くには先ず味方から”って戦法だったというオチ。
普通のアクション映画です。それ以上は期待しないでください。
普通に楽しめる作品
このシリーズ好きなのよねー。
007と同じスパイ物だけど、あっちは物語の連続性がなく主役もコロコロ変わったりするのでどうにも好きになれない。
イーサンやベンジー、ブラントなど、前作品から同じ俳優が続けて出てくれてるのは普通に安心できる。ベンジーが少しずつ頼もしくなってるのも妙に嬉しい(笑)
ちょっと軽いノリも良い。
笑えるポイントもいくつかあったし。シリアスなだけの展開も良いが、要所要所に笑いがあって息抜きが出来る方が、個人的にはより好き。
アクションも見所ある。
何より、50歳を超えるトム・クルーズがあんなアクションをやってる、ってだけで、10歳くらい歳下の自分もまだまだ頑張ろうって気になってくる。
色んな要素で楽しめる作品でした。
トム・クルーズには次のMIにも期待してます。
始めからドキドキする展開
誰がスパイなのか敵なのか味方なのか疑いながら終盤まで楽しめる作品。
連続で見ているが、この作品の良さの1つとして、世界各国を体験できることだと感じた。
毎回、ハントが女性には優しいのがこの作品が女性にも人気がある理由なのかも。
毎回飽きないし、スリリング。
次回作もすぐに見たい‼️
前作の『ゴースト・プロトコル』にほぼ匹敵
総合:80点 ( ストーリー:70点|キャスト:85点|演出:85点|ビジュアル:85点|音楽:70点 )
前作の『ゴースト・プロトコル』は良く出来ていたが、総合的に今作品はそれにほぼ匹敵する良い出来映えだった。
相変わらずトム・クルーズの活劇が凄い。特に職業的競技者並みの腕前とも言われる彼の車と自動二輪の運転技術が出ている活劇場面は素晴らしい。それ以外でも活劇の凄さは良く出来ている。これだけ顔が良くて同時にこれだけ活劇が出来る俳優が他にどこにいるだろうか。ただ残念ながら顔が近接撮影で拡大されると、トムもやはり年齢を重ねてもう若くないなとも思った。
敵のソロモンも良かったし、仲間たちも良かった。謎の女のイルサも悪くなかったが、個人的に顔は特に好みでもなかった。MI6の長官は最初から不自然で腹黒そうだと思った。
現実性を追求した物語の作品ではないのだからどうでもいいのだが、弾丸を弾く硝子の狭い部屋ではその室内を弾丸が跳弾となって飛び交うので、あんなにたくさん撃っては恐らく中の撃った本人は生きてはいないなと思った。
歌劇場の場面は007でも似たような場面があってそれを意識しているのかと思いながら観ていた。
007で初登場した時のBMWは随分とぞんざいな扱いだったが、この作品では二輪も四輪も思う存分活躍していたので、さぞBMWも満足したことだろう。
絶対不可能に挑め。
嗚呼、レコード屋のお姉さん…
飛び立つ輸送機の機体にしがみつく我らがイーサンハント。
今回は、足枷だったジュリアには一切触れずに、冒頭からフルスロットルで行きますよ!
レコード屋に現れるイーサン。
そこのお姉さんがメッチャ可愛い!
今回のヒロイン、この娘なの⁉︎
テンション上がるわー‼︎
と思ったら即、殺されるという…。
しかし、今作は今までの集大成とも言える、スケールと内容。
身内のCIAにIMF解体されて、前作のゴーストプロトコル発令なんか比べものならない孤立無援感。
強敵感漂うシンジケートとキャラ立ちした敵ボス。
敵か味方か、話をかき混ぜる凄腕の女スパイ。
トゥーランドットの舞台裏で繰り広げられる美しく重厚な雰囲気の活劇。
そして過去最高難度の侵入ミッション。
さしものイーサンも今回ばかりは単独ではインポッシブル。
救出に現れたイルサ、カッコ良かった!
からのM:I Ⅱ以来で、更にスピード感が増したバイクアクション。
イギリス首相拉致作戦からのMI-6長官の隠蔽工作暴露の流れは、シリーズの根底にある変装技術もしっかり使われてスカッとしました。
敵ボスとの最後の対決もありがちな銃撃戦や格闘じゃなくて、チームの技術と頭脳を使って確保。
序盤にイーサンが捕らわれたシーンと対比させてるのも良かった。
そしてラストシーンがブラントとハンリー長官ってのも洒落てましたね。
それにしてもイーサンとイルサ、お互い好きになっちゃうでしょ、これ。
でも、ジュリア設定があるのでキスの一つも出来ないんですよ。
M:I Ⅱの時のキャラ変イーサンだったら即、好きになってただろうなぁ。
【”信じ難きアクション”を冒頭で見せ、観客の度肝を抜く。新キャラクターを演じたレベッカ・ファーガソンの魅力満開作品でもある。】
ー”ミッション:インポッシブル シリーズ”はどれも安定して面白いのは、万民が知っている事だが、今作はその中でも上位に入ると思う。ー
IMFのメンバー、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)、ベンジー(サイモン・ペッグ)、ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル)は不動。(但し、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)の出番は前作に比べると少ない)
ここに、新たなるメンバー
・イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン:スウェーデンでは地位を築いていたが今作でワールドワイドでブレイクした。アクションシーンの切れのある動きと美しさで観客を魅了した)
・アラン・ハンリー(アレックス・ボールドウィン)
が加わり、華やかさを増す。
更にクリストファー・マッカリー監督(「アウトロー」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」に続き、トムとは三作目のタッグを組む。相性が良いのではと感じる)の腕が冴えたのが、
悪役としてショーン・ハリス演じるソロモン・レーンという人物を造り上げた事。アンチIMF「シンジケート」を設立したレーンは元イギリスのスパイで反社会的資質を持つ男。
ソロモン・レーンとイーサンたちIMFとの闘いは次作「フォールアウト」まで続くことになるのである。
<2015年8月12日 劇場にて鑑賞>
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