「切なすぎる。ひと夏の不思議な恋物語。」忘れないと誓ったぼくがいた 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
切なすぎる。ひと夏の不思議な恋物語。
【賛否両論チェック】
賛:「忘れられる」という切ない設定が秀逸で、胸が締めつけられるよう。ラブシーンもないので、デートにも最適。
否:ファンタジー要素が強いので、現実主義の人には不向き。
「記憶から消える」という設定が斬新で、とにかく「切ない」の一言に尽きるお話です。決して忘れまいと必死に彼女のことを記録し、なんとかして思い出そうとするタカシと、そんなタカシに心動かされながらも、自らの運命を受け入れようとするあずさの関係が、切なすぎて胸が痛みます。欲を言えば、もう少しタカシの周りの人間関係を観たかった気もしますが、逆に言うと余計なシーンのない展開ともいえますね。
ラブシーンもありませんので、是非大切な人と一緒にご覧になるのをオススメします。
コメントする