劇場公開日 2015年3月28日

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「切なすぎる。ひと夏の不思議な恋物語。」忘れないと誓ったぼくがいた 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5切なすぎる。ひと夏の不思議な恋物語。

2015年4月5日
PCから投稿

泣ける

悲しい

怖い

【賛否両論チェック】
賛:「忘れられる」という切ない設定が秀逸で、胸が締めつけられるよう。ラブシーンもないので、デートにも最適。
否:ファンタジー要素が強いので、現実主義の人には不向き。

 「記憶から消える」という設定が斬新で、とにかく「切ない」の一言に尽きるお話です。決して忘れまいと必死に彼女のことを記録し、なんとかして思い出そうとするタカシと、そんなタカシに心動かされながらも、自らの運命を受け入れようとするあずさの関係が、切なすぎて胸が痛みます。欲を言えば、もう少しタカシの周りの人間関係を観たかった気もしますが、逆に言うと余計なシーンのない展開ともいえますね。
 ラブシーンもありませんので、是非大切な人と一緒にご覧になるのをオススメします。

映画コーディネーター・門倉カド