「まあ、おバカ映画と思って観れば」ナチ女収容所 悪魔の生体実験 アンディ・ロビンソンさんの映画レビュー(感想・評価)
まあ、おバカ映画と思って観れば
話のタネにくらいで、マトモに観なければそれなりに“笑え”ます。
ですが、ゲテモノに変わりはないので、ワザワザ観ようと考える必要は全く無い映画です(笑)、正直、悪趣味に気分が悪くなるくらいです。
イルザさんのシリーズ第一作です。
一応、このキャラにはモデルが居て、イルゼ・コッホとかいう、収容所長夫人のようです。
この時代に良くあるパターンで、他映画のために作られたセットを取り壊し前に借用して、超低予算で金稼げ、ていう手法です。
ヘタすると逆で、「このセット使えるストーリー、なんかないかなぁ」って(笑)。
予想に反してヒット飛ばしたので、しっかりと人気シリーズみたいになっちゃいましたが、コレって所謂「ポルノ(18禁)映画」です。
シリーズ末期には、幻の「イルザ対ブルース・リー」という企画を企んでいたとかなんとか?
当然、ソックリさん、というか偽物ですけどね(「故人なんだから)…….
そのグロさとごちゃ混ぜのポルノ感な如何わしさなど、近年の「ミッドサマー」に通じる(影響を与えてると思われる)所などで、その存在感が今更のように蘇ったかのような、時代の徒花的作品ですかな?
内容は別として、そうした上記のような意味において、あえて高点数としたところですが、実際、酷いもんです。
キモチ悪くて悪趣味なので、本当はあんまり好きじゃないんですが…….(笑)。
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