予告犯のレビュー・感想・評価

原作ありきのシナリオではあるが最後まで
わからないエンディングってのがグッド。
確かにハンサム過ぎる帰来はあるが
生田斗真の味が良く出ていて異色の出来。
新作土竜の唄続編も公開されのりに乗ってる。
だけど作品ごとに違う魅力を感じさせる
ジャニーズでありながら俳優枠で頑張る
彼にこれからもエールを送りたい。
三上監督作品は割と当たり外れが
大きいんだけど香港狂騒曲も観てみようっと。

途中までは面白いけどラストがあんま好きじゃないので後味がわるいかな〜

若年層貧困というネタは定番だけど、キレイに整理された人工的な映画！娯楽映画！見やすい！

意外と良かった。
と思ったら、監督＆脚本＆キャスト、なかなか豪華じゃん。

ただ、戸田恵梨香の存在＆演技が微妙～

いわゆる負け組の悲哀をテーマにした、社会派サスペンス(？)
２時間ぐらいじゃ、ちょっと時間が足りなかった感じかなぁ～
ちょっと薄っぺらく感じちゃいました。

ってゆーか、荒川良々の腹は本物か⁉

ヒョロが好きすぎてたまらん…
まさかの終わり方でビックリした‼️
貧困は辛いし嫌なやつは多いし切ない

前半はただのサスペンスかと思ったら、後半ちょっと泣けた。出演者がみんな好きな系だったから、おもしろく見れた。

犯罪サスペンスなのかとおもいきや 意外な進み方をしました

犯罪もののサスペンスかと思いきや主題は違っていたんですね。とても切ないお話しでした。

ありがちなテーマで想像通りの展開で、過度なバイオレンスがあるわけでもなく、見所どこ？と思ってしまいました。戸田恵梨香とフィリピン人役の子の演技は好きでした。

事件の裏にある人のやさしさ。正直、他人のことを考えてる状況じゃないだろうに。
あれだけのパワーとアイデアがあれば、どっかで誰かが救うこともできただろうに。
そこにある貧困。格差。世間のすこしの関心と、ベクトルの向きをすこしだけ変えられたなら、世界もすこしはよくなるだろうに。

予告犯。
最初は、単純なバイオレンス映画か？と、思ったら、熱い作品でした。
主人公の生田斗真も、派遣社員として一生懸命働いても、実際には評価されず、社会の居場所が無い事への当てつけか？と思いきや、実は違って、そこに熱い思いがありました。
自分が今、生きていることへ、少し考えさせられる映画でした。
オススメです

よく出来た作品だと思います。
最後まで目的が分からなかったし、展開が読めませんでした。
主人公の優しさと世の中を諦めた感じの最後がとても切なく、涙が出ました。
だからって犯罪はやっぱりダメなんて野暮なことを考えず見て欲しい作品です。

内容違うし、面白かったし、考えさせられた。

ただ「生田斗真が出てるから」という理由で見てみようと思った作品なので、昨年映画館に見に行くまでの事はしなかった。
しかし、思っていた以上に良かった。
ある意味、生と死…というか、生きる事・死ぬ事、そこの観点によるものが入っているので、人によっては受け入れられない部分があったり、評価がはっきりとわかれたりする作品だと思う。

しかし、「私としては」、結構良かった。とだけ。

予告犯という設定自体は、凄くユニーク。

だが、話の展開がいまいち面白みに欠ける。
捜査官が犯行動機等を探っていくなかで、予告犯たちの生いたちに焦点を置いた作り。

もう少し、ミステリアスかつスリリングで、動きのある展開を期待していた。

予告犯でえぐり出される社会問題。

貧困とワーキングプアに陥る人々は
女刑事が言うように、本当に
「甘ったれた結果＝自己責任」なのか？

家庭や環境の問題で
十分な教育を受けられなかったヒョロ。

劣悪な労働環境の中
身体を壊して仕事を辞めざるを得なかったゲイツとネカフェの店員。

カンサイとノビタには事情があったのかは分からないけど、ノビタの吃音気味なところを見ると、何かしらの精神疾患があったのかも。

そして、這い上がろうと努力しても
待ち受けるのは違法な労働と搾取。
貧困層を食い物にした、いわゆる「貧困ビジネス」によって、彼らは更に搾り取られ、追い込まれてしまう。そしてついに…

ここに描き出される現象は
本当に自己責任の結果なのか？
自己責任で片付けていいものなのか？

女刑事が言うように、
「社会のせいにするな、甘ったれるな」
というのがまさに今の一般的な世論。

「本人の問題」として片付けられるからこそ、産廃場のような貧困ビジネスや、ベンチャー企業のような労基違反の会社の存在が、「社会問題」として認知されない。
だからこそいつまで経っても改善しない。

これが純然たる事実だと思う。
「日本にも貧困がある」という現実から、
目を背けているだけで。

予告犯はいろんな見方があると思うし、
本筋とは的外れな感想を書いてしまったけど、私はこの貧困という社会問題をしっかり描いていたことを評価したい。

この映画をきっかけに貧困層の問題に興味を持つ人が出てくれれば幸いだ。

サスペンス系が観たくなって借りましたが、ただの刑事物だと思っていたので、いい意味で裏切られました。こんなにも涙を誘い、メッセージ性の強い映画だったとは…

シンブンシの活動は、社会に批判的な若者が、ヒーロー気取りでしてるように思える。でもそれは、その目的を知らなければの話。
本当に、最後の最後まで仲間思いなゲイツ。
ゲイツの意思をしっかりと感じ取り、次に進む仲間たち。その温かさに、心を打たれました。

話を理解した上でもう一度観てみると、
その後の展開がわかっているので、1回目よりも泣けるシーンが多かったです。
”生き残ったら死んだ奴のせいにしろ”
”大切にしろよ(傘)”
など、伏線になるところも多く見つけられました。

裕福な日本にいても、逆境や差別に悩む人はたくさんいる。自分を守るためなら他の人を犠牲にだってできる。(これが自尊心ってやつですかね…)
そんな現状に心を傷めましたが、希望を持って動けば、いつか浮かび上がれる日が来るということを教えられました。

”それが誰かのためになるなら、大きなことではなくても、人は動く”
まさにその通りだと思います。

前半は予想通りの展開。後半は涙がでました。

正義か悪か。うん、最後まで考えた。もうちょっと、ひねってもいいような気がする。

あと、かっこよ過ぎのゲイツと東大卒で可愛すぎの警部がいまいち。
そんなやつおらん。

場所や、車や、金ないやつがどこから用意したのか。

DVDのカバーの雰囲気と真逆だった。愉快犯っぽくってそういうの期待してたら違った。
深いテーマだったけど、最初から最後まで生田斗真演じる主人公の思い通りなとこがイマイチだったかな。

最初らへん気持ち悪いのが最後まで残ってしまってしまいましたが、全体的に優しさに基づいて作られてると感じ、涙が出ました。