「【今は無きワールド・トレードセンターのツインタワーの間に張られたワイヤー綱を渡った男の姿が何故か神々しく見えた作品】」ザ・ウォーク NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【今は無きワールド・トレードセンターのツインタワーの間に張られたワイヤー綱を渡った男の姿が何故か神々しく見えた作品】
ロバート・ゼメキス監督本領発揮作である。
稀代の綱渡り士、フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の高所での顔つき、眼差しが神々しい。
フィリップを幼いころから指導したパパ・ルディ(ベン・キングズレー)と幼きフィリップの姿をきちんと描くところが良い。
又、フィリップのかけがいのないパートナー、アニー(シャルロット・ルボン)との出会いから、クライマックスの綱わたり場面までも丁寧に描かれる。
<幾何学的なビル群が聳える中、”共犯者たち”の協力の下、高さ411mのタワー間の直径2.2センチのワイヤーを、命綱無しで渡るフィリップ・プティの姿が神々しく見えた作品。高度感も半端ないです。>
<2016年1月23日 劇場にて鑑賞>
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