「ロビンが空中散歩」ザ・ウォーク いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
ロビンが空中散歩
試写会にて鑑賞
ずっと長く、映画の予告編が流れていたため、否が応でも頭に残っていた作品。
主役の顔が思い出せなく、どこかで観たことあるんだけどなぁと、堺雅人の目を細くしたような顔に親近感を覚えていたら、なんてことはないチラシに書いてあったのが、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。ダークナイトライジングのブレイク刑事(ラストはロビンになる)だったとは。インセプションでもとてもいい演技をしていただけに今回も期待がかかる。
そして、監督はバックトゥザフィーチャーのロバート・ゼメキス。SF大作をやってもおかしくない集まりだが、題材が『綱渡り』である。ちょっと寂しいテーマかなと思ったのだが、これがなかなかなんの、史実にあった出来事をしかも過去に映画になってるのである。かなり難しい方向性だが、3Dを巧く駆使して、驚くエンターテインメントに仕上げてきた。ハリウッドが好きそうな明るい前向きなテーマに沿っている。友情努力なんて、週刊ジャンプのテーマじゃないが、そんな下地があり、そして用意周到な計画と大胆な実効性、そして、トラブル回避の妙、今は無き、ワールドトレードセンターに想いを馳せるセンチメンタルな訴えもある。
なんだか人生訓のようなしょっぱいものが混じっている感は否めないが、まぁそれでも、空中散歩中の3D演出は圧巻で、本当に手に汗をかくというのはこういうことだと思い知らされた。フィリップがサーカステントの中で、綱渡りの練習中、落下しそうになり、思わず天秤棒を落としたシーンのその棒が眼の前に迫ってきて、思わず身体を避けたのは自分だけではない筈だと信じたいw
こんにちは♪
他作品に共感していただきましてありがとうございました😊
本作、映画館で3Dで鑑賞されて、目の前にバーが迫って来るなんて❗️
TV視聴でも手で目を塞いでいた自分には、怖くて怖くて、です。