劇場公開日 2015年1月17日

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「スパイ映画の王道。捻りが無いという言い方も?」スパイ・レジェンド 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0スパイ映画の王道。捻りが無いという言い方も?

2015年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンが12年ぶりにスパイ復活。

彼のジェームズ・ボンドは、スマートでかっこ良い上に、どこかユーモアを湛えていましたが、今回のピーター・デヴェローは、劇中終盤で“彼の後は死屍累々”見たいな事を言われる様な伝説の凄腕(そして怖い)スパイ。加えて、女性を口説くようなシーンは皆無で、むしろ、部下(弟子?)に「特定の人物と関係をもつのは止めろ」と言うようなストイックな人物になっています。でも、実際のピアース・ブロスナンは齢60を超えているんですよねぇ。いやはや。

この手の、引退したような元凄腕スパイに昔の仲間から依頼が来ると言うストーリーには有りがちですが、やはり依頼されたミッションは失敗し、加えて、誰が見方で誰が敵なのか全くわからない状況に陥ります。見ていて、実際「あれっ?どっちがどっちなんだ?」と私も少し判らなくなりかけました(苦笑)。でも、こんな統制の取れていない組織でいいのか?>CIA(笑)。

原題が主人公ピーター・デヴェローのコードネーム“November Man”を取って『The November Man』なのですが、邦題は『スパイ・レジェンド』になっています。これって、年令を重ねてもなおも活躍を続けているスキージャンプ葛西紀明の称号“レジェンド”に掛けている?

この手のスパイ映画に有りがちな王道を進んでいます。捻りが足りないといえば、そうかもね。

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勝手な評論家