ANNIE アニーのレビュー・感想・評価
全43件中、21~40件目を表示
いい♪
実は、あまり期待していなかったけど、
『ジェイミー・フォックス』の歌がいい♪
そんでもって『キャメロン・ディアス』の
やさぐれた感じといい、歌もよし♪
ただ、あの体型(お腹ポッコリ)は
演出なの?気になる…
ミュージカルが好きじゃない人も
楽しめるんじゃないかな?
話、難しくないし。
サカナ
公開から1ヶ月も経ってやっと観に行けました。字幕編、観客は4人のみ(笑)
すごく有名なミュージカル作品ですが、ストーリーは知らずに鑑賞。アニーの演技とは思えないくらい自然な天真爛漫さ。tomorrow を歌ったところとラストにスタックスさんが識字センターを設立したところはじーんとしました。レミゼラブルにアナ雪にアニー。ミュージカル作品は最近ほんとにハズレなしです。素晴らしい。次は日本アカデミー賞で取り上げられてた舞妓はレディを観ますかね。
すがすがしい映画。
ミュージカル映画が好きな人は楽しめるよ。
いつ聞いてもトゥモローはいい歌や。
主役の子は可愛すぎる事もないちょうど良い可愛さ。
最後の場面ではちょっと泣いてしまったよ。感動した。
私こういう映画結構好きかも。
他の人はご都合主義でていよくまとめたって言ってるけど、確かに実際そうかもしれないけどそれは仕方のない事だよ。 もし悲しいおわりかた。例えばチョコレートドーナツみたいなおわりかたになる方が嫌じゃない?
見てない人は良かったら見てみてね。
ミュージカル映画なんだから最後はハッピーに終わらないとだめなんだよ。
私はそう思う。
私は見て良かったって思えたからこの映画は良い映画や。
アニーはやっぱり可愛い。サンディは白いフワフワの犬じゃなかったのがショックだったけどね。
ミュージカルの高揚感が乏しいけど
もっとミュージカルの楽しい空気に浸りたかった。子どもたちが硬い顔つきで演技しているのはテンションが下がる。
極めつけは、エンドロールの平井堅の唄。参ったです。
ミュージカルとして面白い
日本でも大変なじみのあるミュージカルANNIEを現代の設定で映画化した物です。
設定も一緒に暮らすのは市長選で当選を狙う社長だったりとか大変デジタルな内容になっています。
ミュージカルは正直『TOMORROW』しか知らなかったのですが、他の曲もいい感じに良かったです。
【2014年版『アニー』を観て】
そもそも『アニー』は1982年の映画化以前にブロードウェイミュージカルの鉄板コンテンツであり、その再映画化というのは『宇宙戦艦ヤマト』の実写化や『ドラえもん』の3Dアニメ化とはケタ違いの批判を食らうのは目に見えているはず。それを承知であえてやる、そんなこと考える奴は単なる守銭奴なわけですが、プロデューサーがウィル・スミス&ジャダ・ピンケット・スミスというバカ夫婦、当初は実娘を主役にしようとしていた(モタモタしてるうちに中学生になってしまいあえなくボツに・・・)わけで、もうその動機だけでクソ確定じゃないですか?いや作るのは勝手だけど客からゼニ取る気かよ?って話。しかも舞台を現代に・・・もうどこ嗅いでもゼニの臭いしかせんわ!
そもそもウィル・スミスにはプロデュースセンスがさっぱりなくて絶妙にダサいので、去年は『アフター・アース』という息子を主役にしたSF映画でグローバルに失笑されたばっかりなんですが、なんだ、この厚顔無恥ぶりは?
一方の私は1982年製作のジョン・ヒューストン監督版『アニー』の大ファンであり、当然のことながらサントラはLPが擦り切れるまで繰り返し聴き込んでいるので全曲今でもソラで歌えるので当然批評が辛口になるのはしょうがないわけですが、それでも腐っても一応は『アニー』、ひょっとしたら何秒かは面白いシーンもあるかも知れないと軽い期待を持って観に行ってみたわけです。ということで以下記憶している限りのツッコミどころを列挙しましたので、これから『アニー』を鑑賞しようという人は絶対読んだらダメです。
・冒頭シーン、小学校の授業。いかにもアニー、アニーした赤毛の少女のスピーチ。あれ?っと思わせるツカミのつもりなんでしょうが、もう予告で散々主役の子は十分に顔バレしているので壮絶にスベっています。
・で、「はい、ありがとう、アニーA。じゃあ次はアニーBね」という担任の先生によるクソ寒いMCの後でアニー登場。フランクリン・D・ルーズベルト大統領について熱いスピーチを披露するアニー。まあ、これは元の『アニー』は世界恐慌渦中の話だったからという目配せなんですが、「今度のアニーは歴女です」ってどこのどいつが喜ぶ設定やねん、それ!?
・で、下校時にダッシュで帰宅するアニー。道すがらレンタル自転車を返却しようとしている女性に「返却まであと何分残ってる!?」と声をかける。10分よと聞くやいなや「じゃあ、ちゃんと返しとくから!」と自転車に跨るアニー。「えーと、このシーンに何の意味があるのかしらん???」と首をかしげてたら自転車にプリントされてるシティバンクのロゴがバーン!と大写しに。もう早速ゼニ勘定始まっとるやないか!?
・で、アニーが寄り道(ここはちょっとしたイイ話的な設定があるんですが、クソしょーもないので省略)した後帰宅したのは孤児院じゃなくて、身寄りのない数人の子供を養う里親宅。ここでハンニガンさんことキャメロン・ディアス(以下キャメ)登場。まあ確かに現代を舞台にして孤児院という設定はアナクロ過ぎるとは思いますが、市から支給される週157ドルの給付金目当てで里親をやってるという設定・・・いやいや、それ丸々懐入るわけやなくてまずは子供食わせなあかんから割合わんやろ!?だったらどこぞでバイトした方が効率ええんちゃうんか!?
・で、キャメ、ただのオバさんやなくて、C+Cミュージック・ファクトリーの元メンバーでメジャーデビュー前にクビになった人という設定。その微妙にダサいアーティストチョイスの何が面白いのかさっぱり解らんわけですが、だったらせめて♪Everybody Dance Now!とまあ誰でも脳裏の隅に残ってるサビくらいチロっと歌わすとか入れてもバチは当たらないはず。
・だいたいこの映画そもそもモノローグ的な独り言とかでやたら登場人物の過去とか心情とかを説明するのよね。それ、ダメ映画のテンプレやから!というかミュージカルやねんからそこは歌なりダンスなりで表現してナンボでしょに!
・自身のイメージアップからアニーを自宅に招く大富豪、オリジナルだとウォーバックス氏ですが、本作ではなぜかスタックス氏に名前変更。で、スタックス氏はケータイ会社の社長さんでその知名度で時期ニューヨーク市長選に打って出ようとしている野心家という設定。しかしだね、そもそもウォーバックス氏はオリジナルの挿入歌I Don’t Need Anything but Youの歌詞中に”私はミダス王よりもリッチだ”とあるように超ド級の大富豪で、無数の召使を従えてドエライ豪邸に住み、時のルーズベルト大統領を自宅に呼びつけるくらい簡単に出来る絶大な権力を持っている人なわけで、そんな何でも思いのままの人であっても愛すること、愛されることだけはとんと不器用というのが『アニー』のキモ。このスタックス氏はペントハウスに住む独身貴族で、まあ住まいこそハイテク装備でリビングも庶民感覚からしたらバカ広いわけですが、それでもウォーバックス邸の玄関の方が広いから!だいたいスタックス氏、「みんなSNS使ってるご時世にケータイでツナガるなんてねー」とそこらのおばちゃんに陰口叩かれる程度の人なので、すなわち各種選挙戦に出没する泡沫候補レベルのリッチさなわけで、なんかもう壮絶にショボいわ!
・オリジナルではウォーバックス氏の秘書グレースが孤児院を訪れて明朗快活なアニーを見初めるわけですが、こちらではたまたま街中でトラックにはねられそうになったアニーをスタックス氏が偶然助けたところを目撃した通行人がYouTubeに動画をアップしたとたんに支持率アップ、あ、これいいね!とばかりにアニーを利用して支持率上げていこうと行き当たりばったりのイメージアップキャンペーンを展開していくのでものすごく後味悪いです。
・このYouTubeにアップされた動画、通りすがりの人がたまたま撮っただけのはずなのに、手ブレもない美麗なプロ仕様の画質の上にカットの切り返しがある・・・というかつい数十秒前のシーンまんまやないか!?いやそこはメンドくさいかも知れんけど、スマホで撮った風の動画を別撮りしましょうよ!
・ウォーバックス氏はスキンヘッドのいかついオッサンなんですが、スタックス氏は五分刈り設定。なんでスキンヘッドにしないのかな?と不思議に思ってたら、この五分刈りが実はヅラであることをアニーに目撃される!え”ーっ、ウソやろ!?で、それの何が面白いの!?それはさすがに作ってる側も気づいたのか、その後一切触れられなくなりました・・・だったらその設定まるごと削除したらええやないか?
・スタックス氏の選挙参謀のおっさんとキャメは共謀してアニーの実の両親をデッチ上げて感動の再会を演出し支持率アップを画策。キャメは両親役を公募して自宅でオーディションするというあり得ないボケをかます・・・それ、全然面白くないから!
・あきれたおっさんはそれでも何とかニセ両親を用意し、感動の再会成功。スタックス氏は渋々アニーを手放す・・・というか、あんたケータイ会社で個人情報を掌握してる設定なんだからニセ親かどうか調査できるんじゃないの?そんな形見のペンダントが同じものだったとかという断片的なエビデンスだけで判断していいのかよ?というか、その両親、アニーを捨てた後ブラジルに出稼ぎに行って帰ってきた設定なんで、せめてパスポートの渡航歴を確認しろ!
・そしてSNSの有効活用でアニー奪還成功・・・ここがクライマックスなんですが、そこまるまるFacebookの宣伝よね?
・『アニー』といえば、圧倒的な人数のキャストによる盛大なダンスモブシーンが見ものなんですが、今回はそれが気持ちいいくらいない!最高人数がクライマックスの10名強!まだExileの方が人数多いわ!
・で、エンディングテーマはTomorrow。明らかにアニーではないオッサンのヘッタクソな裏声がエンドロールにかぶさってくるんですが・・・お前、平井堅やないか!?わざわざ字幕版観に来てる客になんでこいつの歌被せるねん、新種の嫌がらせか、これ!?
ということで、こんなもんこれっぽっちも『アニー』じゃねぇわ!という罵詈雑言でハチの巣になったものと思われますが、案の定2015年ゴールデンラズベリー賞の”最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞”を受賞されました、おめでとうございます。
人の”アレ”が昇華されるとき!
素敵な映画でした。
・素直さが人の素直さを引き寄せる、
人の心を開く
・人は素直になれた時、人の本質に
気づける
…という法則性を感じれました。
さらに、先日、ブログにも書いた、
怒りや攻撃、威嚇等”悪事”の裏には
悲しさがある…という内容について、
人は寂しさ、悲しさをカモフラージュ
するために被っている鎧があり、
私たちは一見、少ない情報から、
「悪」とか「許せない」とジャッジ
しがちですが、
…その背景にある「悲しさ」に気づき
そのような「悲しさ」「寂しさ」は、
その人の大事な一面だと許せると
その人への見方が変わるということが
この映画でも描かれているように
感じました。
そんな「悲しさ」「寂しさ」は誰もが
持っていて、反転形成による
カモフラージュ…強がり、名声とか
名誉とかお金に固執、執着している
せいで、一見悪人と誤解されがち…。
例えば、市長候補は、寂しさとか、
愛したいを隠すためにビジネスに
のめり込んでいたり、
里親さんは悲しさをカモフラージュ
するために、わがままに振舞って
いましたし…。
愛着障害を負ったわんこも、人への
恐怖から反転形成して威嚇して
ました。
…でも、心を開き自分に素直になった
人々とワンコは、本質である
「愛したい」を発揮して
”とてもいい人”に変貌して行き
ます。
前回も書いたように、そういう意味
では、悲しみ、寂しい事から、
カモフラージュしているだけで
「本質から悪」は存在しないのかもと
も思えました。
そして、素朴に浮かぶ疑問。
「なぜアニーは素直で無邪気で
明るいの」
…辛いはずのアニーは劇中の流れ
から見る限り、「虚無主義」
なのだと思いました。
…初めから周りに対し諦めて期待
しない。
信じているのは、両親ではなく、
自分や可能性。
また期限を決めて、やれる事を
全力でやっていました。
…だから怯えたり、隠すものが少なく
素直でいられるのだと思いました。
…自分に素直だから自分の本質である
「愛したい」を発揮できる…。
そんな、素敵なモデリングに出会える
映画でした。
…これ以上の不幸な人はいないと
言い切れる人に見て欲しい映画です。
思い出補正がかかり過ぎ
1982年映画版は子供の頃に文字通りビデオテープが擦りきれるまで繰り返し観て、好きな場面の歌詞や台詞を丸ごと覚えてたくらい(当時は勿論吹替)思い入れがあるので、とにかく懐かしかった。
現代風のアレンジは物語には有効だけど、肝心の楽曲にはイマイチ。
クワベンジャネ・ウォレスは今時の生意気なアニーを元気いっぱいに演じてて好感度抜群。
キャメロン・ディアスの振り切った演技は素晴らしく、意外な程ハニガン役がハマってた。
ジェイミー・フォックス以外のキャストが全体的に歌があまり上手くないのが残念。
ボビー・カナベイルやローズ・バーンなど大人達の演技が大袈裟過ぎ、子供向け作品にしても幼い印象。
盛り上がりに欠けるし、ラストも拍子抜け。
ミュージカルとしての演出は不十分に感じた。
マイケル・J・フォックスがカメオ出演してたのは嬉しかったし、NYの風景は楽しめる。
思い出補正がかかっているものの、やっぱり1982版がまた観たくなった。
見終わった後に、幸せな余韻が楽しめます
ニューディール政策にかこつけ大統領が部下のハロルドに歌いなさいと強制するミュージカルの無茶なストーリーかと思ったらアレンジされて変わってた。
まあ、それでも無茶な展開は相変わらずで微笑ましい。
フットルースもいい感じに現代風に変わってたけど、これもいいですね。
キャメロンディアスは、まあオマケですが、アニー役の黒人少女の声がいいです。
平井堅は、ちょっと???でした。
字幕つきで入れ替える必要ないと思うけど、、、
無味無臭
ウィル・グラック監督作品は、今回が初めての鑑賞。
この監督とは、相性が良くないのか、全体を通じて無味無臭で物語の起伏を感じられず、なんだかなぁという思いが・・。他方でこの監督は、ミュージカル映画を上手く撮れない監督なのかなぁと感じた。
と書いたが、自分はミュージカル映画について、MGMの黄金期のをチョコチョコ見ている程度で、ただ好きというレベル。またここ2〜3年で劇場公開されたのは大体観ている...。
私の映画の見方が悪いのだろうとは思うが。
それぞれの登場人物の、心情の変化が何をきっかけに起こっているのか良く分からなかった。
アニーの周辺の人らが、唐突に良い人になっていたり、アニーにとって良い展開になっていたりと・・・。ここら辺が雑だなぁと感じた。
特に物語の展開として?となったのは。
途中でアニーに文盲の件が唐突に発覚するが..。フリすらないので、アニーが「Opportunity」を歌い切った後に、突然逃げ出す辺りで、ポカーンとなる。どっかのシーンで文盲だと示すシーンがあったのを見逃していたのかもしれないが・・・。
後、「Tomorrow」はもっと魅せて欲しかったなぁと。ラストの行進シーンはもっとミュージカル感を出して欲しかった。ここが魅せ場なのになと。
Annieは1982版のが好きなので、こっちをもう一回見たい今日この頃。
アニーの声が透明でスッと入ってきました
字幕で見ました。
毎年日本の舞台でアニーをやってるという情報しかなくストーリーもどんなか知りませんでした。
以外と切ないお話やったのですね。
最後はハッピーエンドになって後味良かったです。
テレビ予告で日本の子バージョンが歌ってるのとはまた違うくて、今回のアニー役の声が透明な感じでスッと入ってくるような歌声良かったです。
有名なあのトゥモーロ♪以外にも良い歌ありましたよ。
回りに出てくる子役は子役感バリバリで若干引きましたが、主役は歌うまいけどおぼこい感じもありそれも良かった。
キャメロン年とったな~と思いつつやっぱ綺麗。
弾けぶりも健在。
マイケルJが出てきたときはテンション上がりましたね(*´`*)
けど私の脇役一押しは役所の受付お姉さん。
いきなりのあの俊敏な側転&行動には笑えた。
早くサントラ聞きたいです♪
big Pimpin
素晴らしかった。
ストーリーが上手く現代社会とマッチしてたし、黒人という設定も無理なく、しかも押し付けるわけでもなかった点は物凄く評価できると思う。
ラストの軽いカーチェイスも含めて、ハリウッドの良い部分が満載の素敵な映画だった。
楽曲の良さは言わずもがなだが、出演者の歌唱力も高くてミュージカルとしてもとても良かったし、個人的に久しぶりにみたキャメロン・ディアスが吹っ切れてて楽しかった(笑)
ラストのtomorrowは最高だったね。
ぜひ映画館で観るべき作品。
違和感が…
あまりにも有名なミュージカル作品、日本でも何年も連続で上演されている。
今回アニーを見るのは初めてだが、違和感が残る。
良い話なのだ、いい話なのだが方向性にズレがあるのだ。
主人公はアニーのはずなんだけど終盤、実業家の内面がピックアップされていく。
結果、アニーも幸せにはなるのだが、主人公自体が起爆剤のような扱いで、なんだか不完全燃焼感を覚える。
ミュージカルを観てないので、歯がゆいところではあるが、もっとアニーに集約されてて良いのではと思う。
なんというか、薄い印象なのだ。
後は、字幕と感情の差だろうか…ダイレクトに響いてこないような気がした。
ミュージカルで舞台で演者が目の前で歌い踊り表現する、ソレとは比べられないのだろう。
キャバレーとかレミゼは普通に楽しめたんだけどな。
時代設定的な認識かなあ…。
楽曲は良かったけど・・・
音楽は良かったけど出演者全員そんなに歌がうまいと感じられなかったのが残念。
それとアニーとスタックスとの関係性の変化が結構安易に描かれていたので感動が少なかった。
アニーが前向きって事もあるのかもしれないが、あまりにも悲壮感がなさ過ぎて感情移入出来なかった。
ご都合主義的な。
ハッシュパピーの主演の女の子が、ティーンになってアニーを演じるということで見てきました。
さすが21世紀生まれ、あんよがながいね。ハッシュパピーの野性味は薄れて生意気で健気な女の子の魅力はいっぱいでした。
どんなに暗い夜でも明日が来たら太陽が輝くのは事実だけど、だからってだれにでも幸せが来るわけではないと、大人のわたしは知ってます。その上でまだ酸いも甘いもしらない少女が幸せを願う歌は美しく悲しい。その願いのほとんどは叶わないのだから。そして大人の子供に対する幻想を感じました。
夢は叶うかもしれないけど確率は低いでしょ。なのに前向きに頑張ったら叶うって言い切るのは嘘臭く、わたしには受け入れがたいメッセージでした。
ジェイミーフォックスの人を遠ざけてきた理由も腑に落ちず、他の人たちも浅ーい感じの人物像ばかり。まぁ歌がメインだからドラマには目を瞑れってことですかね。
その割に歌の割合低かったですけどね。
もともと子供向けのミュージカルなので、これくらいでいいのかもですね。
現実のヘビーさは知らなくてもいいのかも。
本当の親子のようになっていく
市長選挙に勝つことしか考えていなかったウィル•スタックスが、最終的にはアニーとの生活を優先して選挙戦から撤退する。
その改心ぶりに心が温まる。
キャメロン•ディアスの身振り手振りや表情も豊かに使った演技や、お金のために里親になっていた彼女もアニーの気持ちを知って変わるのも良い。
もちろん、ミュージカルの醍醐味である楽曲も楽しく気分を盛り上げてくれる。
上がらないけど良い話。
「ANNIE 字幕版」見ました。
となりが男子高校生4人組という最悪のピッチコンディション。が、面白い。感動した。泣く手前。82年の映画も見てないし、どんな話かも知らずに鑑賞。
しっかり者で明るいアニーと、どこか間抜けでクズな大人たちの心の交流的な話。まず大人たちが漏れなくクソ野郎って所が面白いし、そんなクソ共がアニーに感化されてまともな人間になろうとのたうち回る。そういうストーリーが真新しいワケではないが、アニー役の娘の演技説得力が凄まじい。ウーピー・ゴールドバーグもウカウカしてられないぞ。既視感満載の”かわいい”ジェイミー・フォックスもハマってて、彼らの軽妙なやり取りは見ていて気持ちがいい。ただ、キャメロン・ディアスがあの役をやるには綺麗すぎるし、何よりも大物すぎる。浮いていたのは間違いない。あと運転手ナッシュの彼がドラマ「LOST」のMr.エコーだったのには驚いた。元気そうで何よりだ。彼がMr.エコーだからではないが、なかなかいいキャラでした。アニーと彼とのやり取りは常に安心して見ていられるし、大人の中では唯一まともな彼だけに、アニーと心が通うのが早い点も頷ける。好きです。
ミュージカルという特異な性質だからなのか、ストーリー自体は無茶のない丁寧な作りになってるんじゃないですか。何気ないやり取りが、後々サラリと説明される気の利いたサプライズもあったし。冒頭の教室の場面で、主人公が原稿を持たずに云々の下りも、なぜ彼女が原稿を持たずに踊ったのかが後々分かる。冒頭なだけあって、ただ歌って踊りたいだけの女だと思ってました。感心。問題は歌です。序盤の部屋大掃除や、ジェイミーフォックス亭での屋上とかのノリは最高だったけど、それ以降が...。tomorrowはもちろんテンション上がるんだけど、ノリが足りない。tomorrowだけじゃなくて、全ての歌に楽しさと明るさが物足りない気がした。岡本真夜のtomorrowが聞きたいのに、Mr.ChildrenのTomorrow never knowsを聞かされた時に有りがちな感覚。キレのある踊りも少ないかな。川くんだりで市長候補がアニーを救出し、直後に2人で歌う時も最初周りのみんなは突っ立ってるだけだからね。寂しいから適当に動いてよ。ラストのオールキャストの〆もあっさりしてませんか?もっとギャーギャーやってもいい気が...。唯一、やっぱりジェイミー・フォックスの歌が上手すぎてウットリ。すごいよジェイミーさん。
以上の通り、言いたいことが無いわけではないんですけど、楽しくて可愛くて心温まるのは間違いない。現代風リメイクという触れ込みですし、見るなら今しかないと思います。それも生で劇場で!
夢物語
ミュージカルの作品につける文句ではないかもしれないが、魅力に欠ける脚本だった。
まずスタックスの潔癖症の設定がサッパリ活かされていない。
それによってアニーとの距離を取り、徐々に近づいていくのかと思ったが、どこを契機に2人が近づいたのか分からない。気づいたらアニーと抱き合ってたよ。
潔癖症の設定と同様に、ビジネス第一のスタックスがどこで考えを改め、大切なものに気づいたのか分からない。
歌・ダンスは悪くないとは思う。
が。ミュージカル映画にとっての歌・ダンスのシーンというのは映画の中の世界ではいわゆる会話みたいなものであって、それによって聴衆を感動させて、(まるでコンサートのようだった)というのはどうなんだろう。
あのアニーが聴衆の前で歌うシーンまでに練習している描写も努力している描写も全く無しで、いきなりブチ込まれた歌のシーンで聴衆を感動させてしまうというのは・・。全くハマれなかった。
冒頭のベッドで懐中電灯を揺らしながら希望を歌うシーンや、部屋の掃除に勤しみつつ歌うシーンなど楽しめる箇所があったことも確か。
ただ元も子もないことを言うと、こんな事を考えて観るべきではないと思う。「シェルブールの雨傘」を観るときにこんな事を考えるか?と。
けど、考えてしまいました。。。
それと他の方のレビューで、金持ちの家がすごいなんて歌われてもどうでもいいってのがありましたが、確かにそうだなと思いました。
ただ少し時代を置き換えて、貧乏な少女がお金持ちのお城のようなお屋敷に招かれて、舞い上がって歌を歌っていると考えれば有りなような気もする。
ストーリーより!歌!を楽しんだ♪
アニーはミュージカルで観てて映画?って期待してましたが、満足でした。
ストーリーはわかりやすくって・・後半はちょっと・・子供向け?って思ってしまいましたが、流れはよく、最後まで楽しめました。
歌が一番の期待していたところで、これは良かった!
キャスト陣も唄が上手くって・・さすがです。
まさか・・キャメロンの歌声を聞けるとはーー。キャメロンファンなのでこれは貴重だった。
キャメロンのハニガン・・私は好きです。最近・・キャメロン映画・・あまり冴えなかったので・・ここにきてアニーで良かった。
個人的に納得のキャスティングです。(自己満ですwww)
ストーリーを味わうより歌を純粋に楽しむのもアリです。
ミュージカル映画としておススメしたい。
ぜひスクリーンで楽しんでいただきたいです。
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