「真似は真似以上に上手くならないって、お蝶夫人が言ってたんですよ。たぶん。」泣く男 さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
真似は真似以上に上手くならないって、お蝶夫人が言ってたんですよ。たぶん。
韓国のアクション映画には、既に確立したスタイルがある。
だから本作のように、頑張ってハリウッド映画的にしなくてもいいと思う!
微妙なルックスの黒人シンガーがバーみたいなところで、微妙な「Sade - Smooth Operator」を唄うシーンで映画は始まる。
チャン・ドンゴンもこれまた微妙な髪型で、辿々しい英語で会話を始める。舞台はアメリカ、裏社会。
チャン・ドンゴンの映画は、友へ、ブラザー・フッド、PROMISE 無極、危険な関係しか観たことないけど。もっと、いい男じゃなかった?
いや、チャン・ドンゴン自体は、孤独な暗殺者の悲哀をしっかり醸し出してる。
こんな、ストーリー上あまり必要がないアメリカ設定や、英語喋る設定が、逆に格好悪く見せる罠ですよ。勿体ない。
銃撃戦、見応えあります、ビル爆破上等です。
あの、ダイハードです。間違いなくハリウッド映画です。
真似してるって観客に分かられるほど、格好悪いことはないです。
上手に真似てください。
エガちゃんがポスターをやってたので、ちょっと興味がありました。
けど、Sadeが泣くよ!と思った。
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