「愛犬ティニーの末路」パラサイト・クリーチャーズ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
愛犬ティニーの末路
巨大ダンゴムシ、ハチ、ツノの生えたカラス。謎の生命体は次々と新しい交配種を作り、標高3500mの観測基地を襲う。
酔いどれのおっさんヤネクが主人公となるが、元カノタニアの出現によって、心を入れ替えたかのように状況を打破しようとする。折しも大臣を含む査察団が到着していて、パニック状態が加速。襲われた者の体内では交配が起こり、新たな新生物が産まれようとしていた。まさに寄生して増える恐怖。
アルプスの大自然と新生物との恐怖のバランスが何とも言えない。ただしクリーチャーの造形だけをとってみれば低予算作品だと感じられ、役者達の演技力がダメだったら目も当てられなかっただろう。
あのおばちゃんが迷い込んだ娘の手術をするシーンが一番の見どころ。縫合針なんてないんだから焼きごて!
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