ピクセルのレビュー・感想・評価
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何も考えずに楽しめる一本
レトロゲームの映画かと思ったら、アダム・サンドラーの映画でした。
ゲーム少年達がうだつの上がらない大人になり、突然の異星人襲撃から世界を守るために立ち上がる。
これ以上は説明不要のストーリーです。
腕力でまとめたことを感じさせられる部分が多々あるので、細かいことを気にしてはダメです。
主演のアダム・サンドラーといえば少し下品なコメディで有名であり、本作でも十二分にそれを感じさせられます。
ポテトチップスでもつまみながら寝る前に見る映画としては、最高の出来ではないでしょうか。
映画とは直接関係しませんが、パンフレットの作りが凝ってます。
日本人のゲーム開発者やレトロゲームの紹介もあり、情報量が多くて読み応えのある内容でした。
娯楽映画としては、ジュラシック・ワールドと同じ方向で楽しめると思います。
大人は片手にビールを、子供はコーラを用意して鑑賞しましょう。
懐かしさ満載。
40代以降の元ゲーマーが泣いて喜ぶ懐かしさ満載の映画だけど、
ドンピシャ世代ながら、全くゲームに浸透しなかった自分には
知らないキャラクターの方が多かった。でも!面白かったなぁ。
観るまではけっこう斜に構えていたのだ。だってぇ~今さら?
楽しめるかどうかといった感じだし…いいえ、全く杞憂でした。
A・サンドラー節が好きかどうかもあるけど、なんたって監督が
C・コロンバスときてるから(観終わるまで知らんかった)それは
それは楽しい作品になっている。まぁこういう割とどうでもいい
映画(ゴメン!)がかえって面白い定説を裏付けてくれた感じだ。
冒頭からエイクロイドを出してきたから、あ!くるか?と思えば
次から次へと、ザ・'80年代オマージュの目白押し。内容も後半は
もろ「ゴーストバスターズ」だし、くだらないキャラが右往左往し
当時のポップなアーティスト(ですよねぇ)をパロって登場させる
面白さと何ともメロディアスなナンバーの数々~♪ホント世代を
選ぶのは間違いないが、ドンピシャ世代には間違いなくウケる。
もうその勘違いした宇宙人との闘いなんてどうでもよくなって、
もっと懐かしいのを出せ!歌え!なんて、どこのババアが喚いて
るんだと云わんばかりの足踏み慣らし体勢で観てた。そうだった、
ファミコンなんてのがまだなかった時代だから、みんなゲーセン
に通っていたんでしたねぇ~。女子でもいましたよ、好きなのが。
(M・スチュワートもしっかり出たし。豪華なご本人登場は嬉しい)
SFコメディとして面白い
2015/10/08、川崎チネチッタで2D吹替で鑑賞。
当方、パックマン、インベーダー、ドンキーコングなどはリアルタイムでしている世代ですが、あまりアーケードゲームはやっておらず、ある程度どんなゲームかは知っている程度のポジションです。この辺りのゲームに思い入れのある人はこの映画を酷評している人も多いようですが、自分の場合幸いにもゲームに関する知識が浅く、単純にSFコメディとして結構笑いながら鑑賞しました。
主人公、危ないハッカーオタクのワンダーキッド、自信過剰ゲームチャンピオン・ファイヤーブラスターなど、主要キャラが濃くて面白かったです。
宇宙人との対決のルールとか荒唐無稽ではありましたが、そんなの気にならずに楽しめるパワーは有りました。
ただ、柳沢慎吾の吹替は俳優さんに全く合っていなくて、さらに自身のキャラクターのまま吹替しているので違和感が最後まで抜けなかった。いい加減、声優というものを軽く考えるのはやめてほしい、同じ金払って観に行ってるんだぞ。
日本企業の功績に感動
ピコピコ
懐かしいレトロゲームが登場し思った通りの作品でした。
侵略モノは深宇宙から進行してくる姿を描くことが多いと思うのですが、ピクセルは前触れなく地球に舞い降りてきたので唐突感がありました。
ブレナーはユーモアもあって政治家や兵士の前でも臆せず話し、頼もしさがありましたね。
パックマンの生みの親が登場した時に、ラドローが突然日本語で挨拶し始めたところがビックリしたし面白かった。
流暢に話してたので結構、練習したんだろうなぁ。
お気楽に構えてたんですが、人が叫びながらビクセル化されるところは意外と怖かったです。
レディ・リサなど子供時代のストーリーもちゃんと回収されて、なかなかよく構成されたいいお話でした。
この作品はゲーム好きな人が、より楽しめる作品だと思いますがエンドロールの本編を再現したドット絵も、なかなか気が利いてたと思います。
アイデアが素晴らしい
パックマンとかギャラガはやったことなかったけど、ドンキーコングが出てきた時はテンションが上がった。ラドローがあんな美人とキスできるなんて信じられないけど、羨ましかった。
割と...
楽しい
^o^
2回見ました。
突っ込みどころ満載ですが、みんなが幸せで終わり大満足。
個人的には、チープトリックのサレンダーから始まる音楽が最高です。
おばさん、おじさんにはたまらない映画かも。
昔のゲームはまった人は楽しい
案外よかった!
完全におじさん向け映画。
同じくゲームを題材にした『シュガー・ラッシュ』が全年齢向けだとするなら、本作はアーケードゲームにリアルにハマったおじさん向けの映画です。
内容も中年のダメおじさんが、世界を救って意中の女性をものにするという典型的なものになっていますし。
ただ、映像自体はかなり凄く、特にパックマン戦はかなり良かったです。
ファミリー向けというよりはおじさん向けなので、当時ゲームがハマった人ならお勧めです。
80s愛にあふれた、B級VFXコメディ!
ゲームのお話だし、
VFXは素晴らしいし、
ストーリーもご都合主義で
わかりやすいから、
子どもからカップル、
大人までみんなが楽しめます。
けど見終わった
周りの若者たちからは、
「見たことあるけど、
ほとんど知らないゲームだったね...。」
「ギャグが分からなかったなぁ」
なんて声が聞こえてくる。....。
そうこれは、
1980年代初頭の少年時代に、
洋楽を聞き始め、洋画に足を運び、
ゲームセンターに通ってた
オトナたちに向けられている。
今45歳から55歳くらいの、
オジサンオバサンだよ。
現在の話なんだけど、
宇宙に送ったメッセージが80sだったから、
全てがその時代のネタでまとめられているんだね。
キャストもその時代に活躍した、
ゲーマーという設定だし。
まだ家のゲーム機なんて、
ピンポンくらいしかできなくて、
ワクワクしながら、
アーケードに通った世代だ。
ドットやピクセルでしか表現できなかった、
当時のグラフィックの切なさが、
ジンジンくる。
ゲームはキービジュアルのパックマン!を始め、
ギャラガにルカノイドにセンチピードに
ギャラクシアンに
スペースインベーダーにドンキーコング...。
ミュージックは
冒頭チープトリックのサレンダーだ!
この曲は80s不良映画でマットディロンのデビュー作
「レベルポイント」など、
その時代のアイコンとして使われてきた曲だよ。
そしてクィーンにラバーボーイに
ティアーズ・フォー・フィアーズ...。
宇宙人からのメッセージでは、
レーガン大統領に、マドンナに、ホール&オーツ...。
セリーナ・ウィリアムズと
マーサ・スチュワートまで引っ張り出す、
悪ノリぶり。
これらが分かる人なら、
終始ニヤニヤしっぱなしで、
倍楽しめるはずです。
全体に全く説得力がない、
てきとーなストーリーも、
思い切りがよくて気持ちいい。
勘違いした異星人が、
わざわざゲームのキャラをピクセルで表現して、
侵略してくるなんてハチャメチャぶりだもんね(笑)
それをやっつけるのが、ゲームオタクなんて、
もう苦笑するしかない。
こんなB級ノリでも、
丁寧なディテール再現と最新VFXで、
超エンタメに仕上がってます。
監督はスピルバーグに見出され、
名作を量産してきたクリス・コロンバス。
ハリーポッターやホームアローンにアンドリュー。
脚本もきっちりしたやつが多かったから、
その反動から自由にやっちゃったのかもね。
そんな監督の楽しさが、
こっちも伝わってくるから嬉しい。
理屈なんかどうでもいい。
80sが分からなくても、いい。
クオリティの高い映像に
バカだなぁと思いながら、
クスクス笑う。
VFXコメディと割り切って、
楽しみましょう(笑)
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