「.」ピクセル 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。アイデアはいいしSFXもかなり頑張ってる上、大御所の人達を含め出てるのもそれなりの人達が多かったのに、面白くなかった。笑えないジョークともたつくバランスの悪い展開に人が逃げ惑うだけの臨場感の乏しいパニック描写と一体どの年代の誰に向けた作品だったのか。劇中歌、懐かしくて唄えるのが多かったが、VTRに出てるミュージシャン達を使えるのはコロンビア(ソニー)だからか。“Qバート”を知らなくてロッテの“たこちゅう”かと思った。8ビット風の画面であらすじを振り返るエンドロールが一番佳い。40/100点。
・ステロタイプな人物描写が多く、恐らく作り手はこのテの人達や取り巻く環境等を知らないのではないか。同じ様な描写では『キック・アス』シリーズ('10・'13)、『スーパー!('10)』、『ソーシャル・ネットワーク('10)』等の方が圧倒的にリアリティがある。
・“サム・ブレナー”役で(共同)製作を兼ねるA.サンドラーの一家は、大統領補佐“ジェニファー”役として愛妻(ジャクリーンとクレジットされている)ジャッキー、冒頭でレモネードを売っている役の長女セイディに加え、次女サニーも出演している。
・劇中、『パックマン』の“岩谷徹”が登場するが、英語が苦手な為、カナダの俳優D.アキヤマが演じている。岩谷本人は序盤に登場するゲームセンター"Electric Dream Factory"内の修理員として出演している。
・J.アニストンは“ヴァイオレット・ヴァン・パッテン”中佐役を断ったと伝えられている。
・鑑賞日:2016年1月27日(水)
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