「”勇敢なオタク”ってのに憧れる映画だった(笑)」ピクセル 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
”勇敢なオタク”ってのに憧れる映画だった(笑)
監督がエメリッヒなら、もっともっと面白かった(映画『インデペンデンス・デイ』内のランディ・クエイド最高だったし、一時期低予算エイリアン映画『The Zone』って企画してたし)。コロンバスが監督だとファミリー向け臭寄っちゃうし、少なくとも『ホーム・アローン』クラスはもう望めなかった(少なくとも『ハリポタ』1・2、さほど印象残らずだし)。
ただ言うほど悪くなかったというのもまた事実だった。ゲームキャラが地球を襲うアイデアってグッとくるし、対抗するのがオタクだなんて、計らいがもう粋だった。負け犬たちの大逆転とかこれまた胸熱展開だったし、使う武器もゲーム寄りなガジェットってのもたまらないね。
役者陣はサンドラーとライバル役のディンクレイジ、あと『正義のゆくえ』にもいたジョシュ・ギャッドが奮闘してた。”ケヴィン・ジェームズ大統領”も決して悪くなかったよ(むしろ戦地に赴くおデブ、ベタだけどカッコよかった)。でも結局お三方が一番美味しい役だったね。しかしまあモハナンは何でこの映画に出たの?
まだ3D版を見れてないから必ず見るが、全体的に率なく出来た娯楽映画止まりだった。岩谷さんの登場シーンはなかなか笑っちゃったけどねw
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