「予告編でいいところ見せすぎ」ピクセル regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
予告編でいいところ見せすぎ
『キング・オブ・コング』というドキュメンタリー映画がある。
1982年にドンキーコングでハイスコアを出して以来、チャンピオンの座にいる男と、その記録を破ろうと挑戦する男の物語。
はたから見れば、いい歳した大人が何をやってるのかと思いたくなるけど、当人たちは大マジメ。
『ピクセル』の登場人物達は、そんな彼らの延長線上にいる感じ。ゲームを生きがいにしていたあまり、大人になってもうだつが上がらない。A・サンドラーやケヴィン・ジェームズはこういう役ばかり演じてきただけあって、さすがのハマりっぷり。
登場するゲームキャラのチョイスも気が利いてる。中でもテトリスの使い方は上手い。
欲を言えばピコピコサウンドをもっと聞きたかったし、予告編に見せ場の殆どを詰め込んだせいか、クライマックスにもう一盛り上がり欲しかったところ。
『キング・オブ・コング』とセットで観るといいかもしれないかも。
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