「オタク、地球を救う」ピクセル りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
オタク、地球を救う
ははは、こりゃ能天気な侵略SF映画ですね。
テレビゲームの内容を宇宙侵略だと勘違いする方もする方だけれど、その助けをかつてのゲームオタクに委ねるとは、重火器を操るほどの体力があるのかしらん、と思っちゃう。
まぁ、劇中、アダム・サンドラーは95キロある設定だから、なんとかなるかな。
こちらも年齢的にはこの世代なので、ゲームキャラのいくつかは見たことはありましたが、やったことはないので、ふーん、ドンキーコングっていうのは上から樽を落とすのかぁ、とか、パックマンは本来いいものなのね、とか、そんなところに関心がありました。
ギャグもそこそこ、特殊撮影もそこそこ楽しめました。
あと、意外とよかったのが、柳沢慎吾の吹替え。
アダム・サンドラー自身が、以前の狂騒的なキャラクターからテンション低めのキャラクターに変化していることもあって、棒読みのような台詞廻しが、ボソッとつぶやく捨て台詞ギャグを活かしているように感じました。
なお、3D効果は・・・微妙でした。
『余命90分の男』でロビン・ウィリアムズの弟役をやった小さなピーター・ディンクレイジが、ここでも活躍します。
ちょっと、注目しておきたい男優さんですね。
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