劇場公開日 2015年7月4日

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「復刻上映だが今見ても面白い作品」映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0復刻上映だが今見ても面白い作品

2023年12月20日
PCから投稿

今年425本目(合計1,075本目/今月(2023年12月度)26本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))

 親族上の小さい子が今度(子供ならではの)入院するとのことで、その間の入院の時間つぶしにと思ってグッズ購入のついでに私も見て帰りました(グッズはありましたがパンフレットはなかったです)。

 いわゆるクレイアニメに入ります。私が見たときは字幕版でしたが、セリフが極端に少なく、出てくる字幕もかなり少ないので(出てくる漢字字体は「土地売却済み」のような4~5歳の子には理解しがたい点はあるとしても)、字幕も何も全部すっ飛ばして「映像だけを見る」というのも良いのではないかな、と思っています。

 このタイプのいわゆる「クレイアニメ」が当時のころからあったこと、また、公開から8年(もうすぐ9年)たとうとしている中で、現在(2023~2024年)まで通用するレベルの描写がされていたのが一番良かったです。

 また子供向けアニメなので(とはいっても、大人が見ても別に笑われるわけではないし、そういうこともなかった)、ストーリー展開が非常にわかりやすく「誰が誰でどうなるかわからない」といったことはまずもってない、ということも言えます。この点は結構高評価かなと、と思います。

 今回復刻版を(グッズ購入のついでに)みたのは、どうもこのシリーズ、2023年の年末か2024年の年明けかに最新作が出るから、ということでの復刻版上映が順繰りでなされているためのようですが、その「最新作」にも注目、といったところです。ドラえもんやクレヨンしんちゃんのように、「一定量の日本語の聞き取りを必要とする」子供向け映画と違う趣がありますし、クレイアニメのその描写に関していえば大人が見ても良いかなといったところです。

 採点に関しては特段気になる点がないのでフルスコア切り上げの扱いにしています。

yukispica