くちびるに歌をのレビュー・感想・評価
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美しい声をもつサトルの話が良かった。15年後の自分へ宛てた手紙の宿...
美しい声をもつサトルの話が良かった。15年後の自分へ宛てた手紙の宿題を提出する。自閉症の兄を持つが、自分を取り巻く状況に素直に向き合っていて、兄の為に自分は存在しているとさえ思っている。
柏木先生とナズナ、サトルのストーリーが主でよくあるタイプの部活ものとは違う。部活動自体はさらっと。「...あつい。」の一言で先生の性格をあらわすのとか上手い。
葵わかなと垣松祐里以外の生徒ほぼ見たことなくて、全員中学生にみえる。中心メンバーぽい4人は本当にかわいい。
なんかひっかかる部分は先生がピアノをやめた理由。事故は自分のせいだと思い込んでいること。あと再びピアノを弾き始めるきっかけ。ここが一番の見せ場だと思うのだけれど。
親父がクズ過ぎて傷つくナズナ。自分の心中を吐露してさらに傷を深くしてしまい、いたたまれなくなり屋上へ。ナズナを思い、未来の自分へ宛てた中学生の時の手紙を思い出す先生。きっかけとしてはわかります。ここまで随分ひっぱってきたわりになぁという感想。先生が復活する場面としては弱いと思った。
メッセージを消去し、汽笛が鳴る。長い音2回は出発の合図だ。前進前進。
昔はもちろんこんなんじゃなかった先生が普通に笑えるようになるまで。という映画としては凄く良かった。
新垣結衣が可愛すぎた! 青春って感じが良かった。 中学生だって色々...
新垣結衣が可愛すぎた!
青春って感じが良かった。
中学生だって色々ある。コンクールで皆がひとつに一生懸命になって歌う姿に感動。
これから先も辛いことはあるけど、前進、前進。
と最後のガッキーから生徒へのメッセージがすごく心にしみた。
いい映画!
(愛のある)ダメ出し
典型的なお涙頂戴の邦画って印象なんだけど
他のレビューは軒並み高評価。
ちょっと自分の感性が不安になってきた…。
唯一良かったのはラスト近くのフラッシュモブ的な大合唱。
あそこは集大成って感じがして非常に良かった。
ので、★プラスひとつ。
自分が30代のおっさんなせいか登場人物の誰にも感情移入できず
後半の「恋人が…」っていうありがちなトラウマに
それまでの盛り上がりというか期待感が、さぁっと冷めてしまった。
作品テーマはたぶん「それぞれの存在意義とは」だと思うんだけど
ありきたりな設定じゃなく、もっとテーマを掘り下げるような、
柏木先生の本質的な存在意義を掘り下げるような設定(トラウマ)にしてほしかった。
そしてひとつ言えるのは、主人公はガッキーでも部長でもなく、
きっと桑原くんだってこと。
無垢な彼の思いは確かに尊いものなんだけど、
自分の役割を意識しすぎるあまり、
ある意味で奴隷のような人生になってしまわないか、おじさんとしては心配に…。
ともあれ、こういった自己犠牲を美しいものとして描く映画ってどうなんだろう?って最後までモヤモヤすることになってしまった。
中学生男子はそんな事できない、とか
本番前にそんな連絡すんな、とか
桑原くんの父親がクソすぎるだろ、とか
気になってしまった点は他にも色々。
邦画、もっと頑張ってくれ。
中学生のひとりぼっちだなと毎日思っていた頃を思い出して泣けました。...
中学生のひとりぼっちだなと毎日思っていた頃を思い出して泣けました。まだ15年後ではないですが、歌詞の通り今子供がいてひとりぼっちではなく幸せなので15歳の頃の私に教えてあげたいなと思いました。とても感動する映画です
しっかりしてるストーリー
内容も映像も、間の使い方も個人的にはかなり好きな映画でした(^^)
無理のない学生のチョイス、要所に光る配役、観ていて無理無理!!という箇所がない作品だったかなと♪
自閉症の兄を持つ彼の(15年後の私)は重い想いを軽く伝えるステキなシーンだった。
それぞれの人間の背景をしっかり伝えながら進んでくれるので、本当に観やすい、しかも終わった後に気持ちの良い、ステキな作品(^^)
青春✖️苦悩
大人になると諦めてしまったりそんなに悩むことが減っていく。青春時代の子供達がどれだけ色々なものに悩んでまっすぐに進んでいくのか忘れていた。努力や誠実さはいつでも受け入れられるし許されと思った。
とてもいい映画です。
The 青春!
合唱って素敵だなと素直に思える作品でした。
音楽教師として生徒を指導する新垣結衣さんの演技にも好感が持てましたし、先生に一生懸命意見を伝えようとする生徒たちの姿に感動しました。
生徒それぞれがいろいろも悩み苦しんでいる中で、合唱という一つの目標に向かって一生懸命努力する姿は青春だなと思えました(笑)
「拝啓ら十五の君へ」は、たまに聴きたくなる素敵な曲…。
この映画で再加熱してしまいました(笑)
15歳の青春っていいですね‼︎
ガッキーが、とてつもなく可愛い
ガッキーの乗るオンボロピックアップも自閉症のお兄ちゃんと彼を支える弟、コンクール当日に産まれた赤ちゃんの泣き声、ピアノの音色、子供達の歌声、全てが美しかった。
コンクール会場ロビーでの大合唱は、嬉しくて嬉しくて語りつくせません。
くちびるに歌を
中盤の合唱部練習風景のカット。単行本の表紙と重なる鮮やかな色使いで撮られた五島列島の海辺が素晴らしかった。あとは桑原サトルくん役の役者さん。なんて言うか、乙一の小説の登場人物らしさがすごく出てて、この人主役で、『君にしか聞こえない』なんかを映像化してほしい気がする。
3回泣いた
これ主演って、ガッキーだったのね! エンドロール見るまで分からなかった。それくらい、クールビューティー。
生徒も人の子、先生も人の子。みんな何かしら悩んでいる。そんな姿に共感し、とても感情移入しやすかった。
「15年後の自分にあてた手紙」。障害を持った兄と自分が生まれた理由の作文は。おとなしい生徒だけに、ジーン。
長崎弁も味わいがあって、彩を添えてましたね。
素晴らしい15歳たち
当初は、心の闇を持った柏木先生がどう変わっていくのか、がメインテーマだと思っていましたが、彼女を取り巻く中学生たちの闇いや心模様の方が壮絶で、そこに向き合う15歳の覚悟に、ただ涙が止まりませんでした。
特にサトル君は、普段飄々としていて、淡々と自分のすべきことをこなす彼が、初めて「合唱やりたい」と親にぶつけ、反対されながらも何とか合唱を続け家族に感謝する姿勢。もう彼一人でこの映画の8割背負いながら、彼一人で5億点出てます。
アンジェラ・アキの歌はズルいけど泣いてしまう。
しかし、あの離島に、新垣結衣と木村文乃がいるなんて穏やかじゃないぞ。
役者陣でいえば、鉄板の木村多江。出てくるだけで泣けちゃう。
アキラ君も良かった。
多くの人に観てほしい映画です。
お見事
三木監督だから超期待。でもって、その期待に応えてくれるからさすが。めっちゃ泣きました。クライマックス?と思ったらまだ泣かせる。お見事!! 陽だまりのカノジョの葵わかなの起用も嬉しいところ。主演ではないけど飛び抜けてましたね。
新垣結衣の抑えた演技がよい
新垣結衣の役柄は、『リーガル・ハイ』のときのような「優等生的で美人だけどちょっと抜けてる」教師だと予想してたら全然違って、心に傷を抱えた翳のある女性だった。それを彼女は抑えた演技でとてもよく表現していたと思う。
それにしても、還暦を過ぎたら、若い人たちが頑張って生きている姿を見ているだけで、泣けてしまう。特に、桑原君の厳しい覚悟には涙が止まらなかった。
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