ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男のレビュー・感想・評価
全35件中、21~35件目を表示
ブルースで泣く!
JBのFunkの源を描きながらボビー・バードの友情とベン・バードとの交流を織り交ぜながら映画は進む。
JBにとってのFunkは“何か”を求めたための“あがき”でありそれを極めてゆく。時系列がバラバラなのはそのためだ。それにしたがって「Funkは俺にしかできない、俺がFunkだ!」という傲慢になってゆき、ボビーとの破局やベンとの死別へての孤独は本当にお決まりの展開なのだが……
最後がFunkじゃなくてBulesなんだぜ!
JB、お前こじらせツンデレしてんじゃねーよ! と思いつつも泣きましたよ! 声を堪えましたよ。
俺殺しだったわ。
唯一無二の男。
私にとって一番耳に残るJBはやはりあの「ゲロッパ!」だけど、
(正しくはGET ON UP)正に彼の人生そのものだったなぁと思う。
極貧生活で父に殴られ、母に捨てられ、窃盗で捕まった刑務所で
生涯無二の親友となるバンドマンと出逢う、映画みたいな人生。
彼には歌とダンスの才能が元々あっただろうが、偶然の命運が
彼に味方しなければ、こんな発展は絶対に望めない状況だった。
子供の頃からJBの歌はよく流れていたけど(顔が怖くって^^;)
ファンにはなれなかった、でもファンキーなシャウトを聴く度に
すげぇ、やっぱり黒人って歌上手いよなー!なんて思っていた。
日本でも人気の高かったJBは前述の映画タイトル^^;にもなり、
未だにエンターテイナーとして羨望の的であり続けているのだが、
まぁその半生といい行動といいハンパなく破壊的。奇行やDVも
よくニュースになっていた。そういった彼の人生を余すことなく
しっかり描いているところが今作の素晴らしさ。もちろん音楽は
(オリジナル音源多用)知っての通りだけど、あの人生でこの歌
ありきとあらゆる点でなるほど~なるほど~と思わざるを得ない。
時系列を前後した冒頭のライフル発射とパトカーチェイスなんて、
どこの犯罪者なんだよ、お前!と言いたくなるし、公民権運動の
最中で黒人が差別から這い上がる為のシンボルの一片がJBにも
注がれていたところが大きく、当時の時代背景の描き方も詳細だ。
彼は黒人社会を虜にしたけれど、彼自身は愛に苦しみ周囲の人間
を巻き込んでは傷付けていた。成功しても満たされない胸の内を
繊細にパワフルに(まるでコピーしたかのように)C・ボーズマンが
体現している。歌こそ吹替えなんだけど、彼にソックリである。
J・ロビンソンの時といい偉人を演じるのに縁があるのだろうか。
ラスト、親友ボビーとのエピソードに泣かされる。
(D・エイクロイドとの共演に懐かしさ倍増。人気者だったもんね)
soulを感じた
よかった。
もっとノリノリでいたかったので、
後半のぐちゃぐちゃしたところはカットして、
ひたすらライヴにしてほしかった。
音楽っていいなぁ。
ストーリーについては、生命力の強さを感じました。
好きな人にはたまらない
有楽町 角川にて。
シニアもしくは音楽関係っぽい方多し。
愛しのミックジャガー 製作。(*^^*)
中学の頃、マッシュポテトなJBや
ミックジャガー、マイケルジャクソンの足に心奪われた私。
Tami's show始め、いろんな映像観てきたけど、
この映画が一番、熱感があった!
リズムと自分が一体になるグルーヴ感!
リトルリチャードあり、恒例の"マント・ショウ"ありで、" I Feel Good "でした。
主演のチャドウィック ボーズマン?て俳優もあっぱれ、素晴らしかった!
ブラボー(^.^)
夫婦フーフー日記を観た直後に観たので、JBのDVに興醒めしてしまっ...
夫婦フーフー日記を観た直後に観たので、JBのDVに興醒めしてしまった。ジミヘンにしてもレイチャールズにしてもJBにしても、女の扱いひどすぎて、どんな才能あるといっても、笑えない流せない。
自分しか愛せない人の悲しさ。
素晴らしい!俺が俺であるためのJBを体感せよ!!
これしか言い様がない!!
ファンではないが、知らなかった60~70年代のエネルギッシュなライブパフォーマンス、圧巻の一言。
ジャンル無用のまさしくJBスタイル、十分堪能できた!!
ベトナムの慰問コンサートの逸話は、軍用機に乗って慰問先へ向かっているから、攻撃されてもおかしくないのだが、凄い逸話だ。
苛酷な年少期、そして、ボビー・バード(だったかな)の出会いは、JBの生涯を考えると大きいことが分かる。もし、彼と
出会っていなければ、エンターテイナーJBは、生まれてないかもしれない。
人との縁は、ほんと分からないものだ。
こういう生涯を辿ってみると、いつも思い知らされる。
その後、いろいろな問題が発生したり、メンバーの入れ替え等々、
しかし、最後のシーンは、グッと来るね!
後々、超大物アーティストたち
に影響をもたらしたJB。
個人的に、JBについては、むかし、小林克也のベストヒットUSAという番組で、ゲスト出演したの思い出す。
もう大物ミュージシャン、エンターテイナーだったから、確か、コンサートに使用する楽曲には、困らないようなこと言っていたね。
あと、JBを演じた俳優さんに、大あっぱれ!!
神様の偉大さは、もっと今の世に知られるべき…
兎にも角にも、主演の完璧なイタコップリに度胆を抜かれた一本。
御大より大分ハンサムなのに(スミマセン!涙)…
挙動、ステージ、ダンスがゴッドファーザーにしか見えない凄まじさ!
そして何より全編に溢れるfunk!涙
魂神の常識をブッ千切った人生を、2時間半で語り尽くせる訳もないのだけれども…
それでもその魅力を駆け足で魅せてくれるのに充分なクオリティ。
まぁ…
正直なところ、どちらが先かは分かりかねるけど(調べろよ!笑)。
よく観りゃ「ジャージー・ボーイズ」とクリソツな作りの作品なんだけれど…
イーストウッド対JBプラスfunkで一つ多いので此方に軍配を上げたい作品。
どちらも音楽映画としては最高だけどね!
イェー!!!!
JBは詳しくないので映画で楽しませて詳しく教えて!という思いで劇場へ。
イェー!最高じゃないですか!!
主演のチャドウィック・ポーズマンはよく知らなかったのだけどまんまJB!(こちらがやや二枚目だけどw)ダンスの似せっぷり凄い。ライブシーンで演技を感じさせないノリとシャウトが素晴らしい。
ボビー・バードという人にも興味が湧きました。演ずるネルサン・エリスのなんともいえない表情もナイス!
時代をツイストさせながらJBの生き様を見せていく構成も見事で、飽きる暇がなかったです。やはりライブシーンが格好良く撮れてる映画は観ていて気持ち良いですなぁ~
ギトギトこってりラーメンにニンニクマシマシな感じで満腹です。
素晴らしい熱演
チャドウィック・ボーズマンの熱演が素晴らしい!踊りなんて天才ダンサーでもあったJBそのもの。
音源はどうやらJBのオリジナル音源を加工したものらしいが、見ているうちにどんどんJBそのものに見えてくるぐらい。
特にパリ講演のSex machine → Super bad → Soul powerのくだりなんて鳥肌もの。
全部「ドラムですか?」ってのも面白かったが、有名なエピソードなのかな?
一方、時系列を行ったり来たりする脚本はいかがなものか。あれほど哀しく強いJBの生き様を充分には伝えられなかったのではなかろうか。
まぁ、主役の熱演を味わい、JBとはどんな人だったのかを知るだけでも劇場で見る価値はある。ライブシーンが多いんだし。
あと、ボビー・バード役の人、城島に似すぎ…ww
最高のファンクを体感すべし!
【極上音響上映】
チャドウィック・ポーズマンは『42』で伝説のジャッキー・ロビンソンを演じ、本作ではJBを見事に演じて魅せた。
声、歌、仕草、歩き方、そしてダンス、顔以外はすべてが信じられないくらい完璧だった。
JBを知る人はもちろん、彼を知らない人にも観て欲しい。
やっぱり音楽はすごいぞ
後半からジャージーボーイズのときに感じたような、とにかく「ああー!音楽って素晴らしい!」って素直に思えるような演出だった。そこに意図がなくても泣かせることができる最たる芸術は音楽だな、と感じました。
あと、ボビーバードの存在がすごくよかった。
『ジャージーボーイズ』とセットで観るといいかも
とにかく主役のC・ボーズマンのJBへのなりきりぶりが見事。
内容は伝記モノによくある“天才だけどトラブルメーカー”展開だが、相棒のボビー・バードにも焦点を当ててる所がポイント。ラストの締めは、予想はついていたけど正直グッと来た。
内容的に『ジャージーボーイズ』と似てるので、セットで観るといいかも。あと近日公開の『グローリー』も観といたらいいのでは。
全35件中、21~35件目を表示