100歳の華麗なる冒険のレビュー・感想・評価
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よかったよ
もともと「滝を見に行く」をやってる映画館さがしてて見に行くことに…
歴史のいろんな場面に立ち会う話はスウェーデン版フォレストガンプとか言われたらしい。なるほど。あと自分はピーターセラーズの「チャンス」にもちょっと似てるところも感じた。(それほどキレものではなさそうな口数少ない老人が、自分の経験から出た言葉を口にすると、周りがそれをもっと大きな文脈に勝手に当てはめて解釈して大人物扱いされる、っていうような)
ほのぼの寓話が好きな人は楽しめると思います。そんなうまくいくかよ! っとか思っちゃう人には向かないと思います
自分は「あるもの」を処理するのに、埠頭の木箱を開けて中身入れ替えて、っていうのから、それがその後どうなったかっていう展開がうまく行きすぎて笑いました w
世界史を復習してもう一度見たい
面白い。アメリカ映画ばかりじゃなくて、スウェーデン映画とか、もっと公開してほしいと心から思った。
全然冴えないヨボヨボじいさんと見せかけて、人生百年のスケールがでかい。
仕事を決められないと大学に通い続けている青年に彼女がはっきり「自分を正当化して逃げちゃダメよ」というシーンがグッと来てしまった。
アインシュタインの双子のエピソードとか、どれが実話てのれがブラックジョークか判別が難しい。
世界状勢の裏にこのジジイ有り!笑
いやはや、凄い勢いで期待を裏切られた一本!
100歳の老人が主役てことで、ホノボノとしたコメディを想像していたのに…
まぁ〜なんてブラックなんざましょ!狂喜
とにかく画面に出て来るのは…
酒・酒・死体!
史実と人生を絡めながら紡ぐ物語を彩る死体!生首!何処吹く風のおじいちゃん!笑
親世代くらいが多目、子供までいた満員近い場内で。
完全に予想の外から飛んで来た自分の大好物のあまりに不謹慎過ぎるコメディに、笑って良いのやら笑わずに居られないやらで焦ったりしたけど…
結果オーライ、場内には笑いの波!…と糞ガキのお喋り!(飼主は躾が出来るまで表に出すなよ…苦笑)
なんだ、みんな下世話で下衆いのが好きなんだね!
とにかく「看板に偽り有り」の、良質な老害(結果的にね)ブラックコメディ!
ただし、初デートには向かない作品。
ご注意を…
面白かった。
本人が知らぬところで、大きな展開が次々と起こっていく。それが、どんどんはちゃめちゃな方向へと。そういう映画はたくさんあるけれど、この作品の面白いところは、主人公がただぼけているだけのおじいちゃんじゃないところ。爆発させることを偏愛する人間なんてそういるものではない。その上、妙に人がいい。周りで起こる事件は、結構ブラックだけど、おじいちゃんのキャラが、観る側にいやな感じを与えないところがうまい。
華麗なるブラック。
タイトルから100歳老人が繰り広げる冒険感動モノかと思いきや、
色んな意味で裏切られる作品。やや好き好きは分かれそうだ。
普段からブラックテイストに馴染んでいるなら問題ないけど、
淡々と予期せぬ殺人が起こるので笑うに笑えない可能性も大。
100歳の誕生日に老人ホームを抜け出したお爺ちゃん。実はこのヒト、
元・爆弾専門家っていう、かなり危ない活躍をしてきた有名人だった。
子供の頃から爆弾爆発の快感に目覚めてしまい数々の爆弾を製作、
実験中に誤って人間の首をふっ飛ばしたりもする(ここ笑うところです)
全編こんなテイストの物語。ちなみにコメディと銘打っているので、
飄々としたお爺ちゃんの「人生なるようにしかならない」という感性で
観ていくのがお薦め。突然ギャングの裏金を渡されてしまっても、
事の重大性を理解しない寛容なマイペースでこのお爺ちゃんは進む。
スウェーデンと聞くと、なんか平和でゆったりしたイメージが強いが、
この作品を笑い飛ばせる余裕こそが最もすごい国民性かも^^;
ちなみに原作は本国でベストセラーだそうだ(未読なので何ともいえない)
例えば一夜復活した「モンティ・パイソン」なんかもブラック度で私は
大好きなシリーズなんだけど、過激描写でいうならこっちの方が上!
笑いの暴力に疎い平和笑行の日本人が老人の行動に笑えるかどうか。
で。肝心の面白さでいうとこの辺りがいちばん微妙…。
映像も登場人物の動きもスローで(老人だからねぇ)分かりやすいが、
エンターテインメント性に欠けていて、盛り上がりが殆どない。
冒険というからにはどうなるんだ!?というハラハラ感が付きもの、
お爺ちゃんが追われる度に危ない場面が挿入されるのだが怖くない。
かといって笑えるほどでもない。微妙なさじ加減が鑑賞者側の感性を
刺激するかどうか。私的にもっと笑い飛ばせる行動が観たかったな。
(世界の要人と渡り合った?過去。爆弾という皮肉も効いているけれど)
想像と違った
タイトルからして、100歳のおじいさんがやり残したこととかをやるために世界中旅する感じかと思ってた。
これはこれでおもしろいけど、けっこう人がポンポン死んでったからPG12なのかな?
全員が好き勝手言ってまとまりのない感じがあまり好きではないけれど、100歳の送ってきた人生は深くて濃いな、と。
おじいさんが窓から起こした行動でいろんな人の人生が変わってる。人生のきっかけって、案外小さいことなのかも。
★3つだけど、私は少し睡魔に襲われた。
幸せの秘訣
100歳になる主人公の老人はこれまでの人生で様々な困難に遭遇している。この困難を彼は苦難とはとらえていない。まるでゲームでもしているかのようにピンチの数々を切り抜けるのである。辛いからと言ってうつむくこともなく、淡々と善処することで思わぬ幸運とも巡りあう。
くよくよしていても、びくびくしてても人は死ぬときは必ずやってくる。それがいつ来るのかというだけの問題で、それまでの間が楽しいか、自分の好きなことが出来ているか、というのが幸せというものだと映画は語る。
現実離れしたご都合主義の幸運も随所にみられるが、人生に満足している人間の運命なんて、他人から見れば「なんでこいつばっかり運がいいんだ。」と言いたくなるようなものではないだろうか。良いときも悪いときもある中で、悪いことにこだわらずに自分が楽しいと思うほうへ顔を向けていることが幸運をつかみ取る秘訣だと教えられた。
ちょっとダーク
明るく爽やかなコメディを想像していましたが、結構ヒトが死にます(汗)
ヒトが死んでも登場人物たちはカラッとしているので、その点では確かに明るいのですが(笑)
ブラックユーモアがお好きな方には楽しめると思います
私は残念ながら時々睡魔が襲ってきました
客席からは笑い声がよく聞こえてきたので、楽しんでいる方が多いようですよ
もう少しリサーチしてから観に行けば私も割り切って楽しめたかもしれません
有名人が沢山出てくるのは楽しかったです
(グレース オブ モナコもそうでした)
適度なゆるさ。
こんな生き方ができればしてみたい、といった感じ。
歩き方は人それぞれなんですなーっていう。
多少キツいジョークもあるけども、がつがつしたノリがなくてどことなくゆる〜い感じが良かった。観て良かった。北欧よいですね。
邦題が違う・・・
邦題で誤解する人が多そう・・。
スエーデン版「フォレスト・ガンプ」「ビッグフィッシュ」^^
ダイナマイトを発明したノーベルの国の爆破マニアのお話・・そこも、皮肉なんだろうな^^
観る方のリテラシーによって面白くもなり、つまらなくもなりだ。
かなり毒が効いていて、クスッと楽しめる
ヨーロッパのブラックユーモア^^;
じいさん あっぱれ!!
おもしろかった!
爺さんの過去が悲惨で破天荒なのに
それを苦なく乗り越えて
淡々と 生きていくのです
嘆かず 悲しまず
今をあるがまま 受け止めて生きていく
人生の理想的な生き方と感じてしまう
アップテンポのストーリー展開で ブラックなのに
何故か笑ってしまうのです
私は好きな作品です
ヨーロッパ的ドタバタ喜劇
老人の、本人無意識のまま歴史を引っ掻き回してきた過去と、周囲を引っ掻き回す現代を描いたコメディ。
ギャグタッチでばんばん人が死ぬが、グロさが薄いのは血がほとんど出ないからか。
こういう好き勝手に生きて周辺を巻き込んでいく話はヨーロッパ的なフォーマットで、突拍子もない話を上手に処理してて出来がよい。
この作品は受け入れられて、同じフォーマットに乗ったMr.ビーンとかは嫌いなんだけど、その差は「巻き込まれて痛い目を見る(死ぬ)のは基本悪人」だからか。
くだらないといえばくだらない、頭空っぽにして筋だけおっていればいい娯楽作品。
人生なんでもありえるのかも
歴史を動かしたあらゆる出来事に関わっているのに、いつでも他人事みたいでひとり飄々とするアレン、100歳。笑えた。
人生は短期的に見ると悲劇だが、長期的に見ると喜劇になる、なんて言葉がピッタリあてはまる、100歳の破茶滅茶物語。
笑いのツボはいろいろありまして
BSで、往年の『笑点』をやっているが、どこが面白いのかわからない。むしろ、そのゲスイ笑いにイラつきさえ覚える。
この映画を観ながら、なんだか感じる不快感はそれだった。イジメや肉体的欠陥を笑いにするのが嫌いなように、殺人や暴力を笑いにするのもあまり好きにはなれない。PG12だったんだよね、忘れてた。
100歳のメイクにも、馴染めなかった。
こういうのがヨーロッパではウケるのか。ゲラゲラでもクスリでも、笑いはどれでも好きだけど、あまり好みのセンスではなかった。
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