「ヨーロッパ的ドタバタ喜劇」100歳の華麗なる冒険 くりあさんの映画レビュー(感想・評価)
ヨーロッパ的ドタバタ喜劇
老人の、本人無意識のまま歴史を引っ掻き回してきた過去と、周囲を引っ掻き回す現代を描いたコメディ。
ギャグタッチでばんばん人が死ぬが、グロさが薄いのは血がほとんど出ないからか。
こういう好き勝手に生きて周辺を巻き込んでいく話はヨーロッパ的なフォーマットで、突拍子もない話を上手に処理してて出来がよい。
この作品は受け入れられて、同じフォーマットに乗ったMr.ビーンとかは嫌いなんだけど、その差は「巻き込まれて痛い目を見る(死ぬ)のは基本悪人」だからか。
くだらないといえばくだらない、頭空っぽにして筋だけおっていればいい娯楽作品。
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