ドラキュラZEROのレビュー・感想・評価
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1+こうもり=300
本作の関心どころは、人それぞれあろうが、オレは
1)Lorde
2)サラ・ガドン
1)Lorde
Lordeについては、2014年夏の単独ライブですっかり惚れこんでしまい、特に「Team」はすっかり今年のヘビロテ・ベスト10に入るほどで、本作の予告で彼女の歌う「Everybody Wants To Rule The World」が使われていることに舞い上がってしまった。
しかし、本編、使ってない。。
映画の内容はまさしく、
「Everybody Wants To Rule The World」
英雄は結果であって、主人公および登場人物全員、やっていることは、ものすごいほどに、この曲名そのまんま。
事情はあるだろうが、うーん、残念。
2)サラ・ガドン
めちゃくちゃきれい。時代劇なのに、綺麗すぎて一人だけ浮いてる。だがそれは彼女のせいではなく、美しすぎるからですね。
そして、めちゃくちゃザ・幼な妻。最高です。たまにわがまま言うのが、ステキ。
以上。
追記
最初の印象は、ああ、一人で「300」やりたいんだ、と思ったが、こうもり参戦。
追記2
ありとあらゆる流れをぶった切って、超高速90分ムービー。
デートムービーはこれでいい。しかし、もうちょい、かっこいいアクションで撮れなかったものか。
こうもりが邪魔してしょうがない。
追記3
本作の採点は
予告 5点
本編 曲なし △5点
幼な妻サラ・ガドン 5点
こうもり △5点
サラのショートカットで2点。
パッケージ詐欺
強大な敵に異形の力で立ち向かおうとする王様の話。
人知を超えた力なんて、結末は破滅しかないでしょうよ。と思いながら鑑賞。
雰囲気のあるセクシーなドラキュラなのに、自己完結型の思考回路しか持ち合わせていない。
もっと進言する家臣とか、信頼できる側近とかいなかったの?
これしかないんだ。と突き進んでも、やる気が空回りしていました。
結局、異形に身を落としてまで救いたかった民草の命も自分で刈り取ったし。
息子も生き延びたけど、戴冠式とかできるほど味方なんて生き残ってなかったでしょって思ったり。
ラストも現代に繋げていて、いかにも2を作る気満々なのが残念でした。
そこまで人気は出ないと思うよ。
ファウスト的取引と言っているけど、全然リターンが無いように感じた。
自分が一番守りたいものは何で、捨てなくてはいけないものは何なのか見定めることのできない無様な領主にしか映りませんでした。
2が出ても見ないな。
パッケージはいい雰囲気だったのに、残念な脚本の映画でした。
続編狙いは失敗か
3日我慢すれば呪いが解けるっていうのが違和感。
意外と我慢できてるじゃん、って思っちゃう。
とにかく、続編狙いは失敗みたい。
6年経っても続編のウワサは出てないから。
あと一歩二歩
大作・超大作と言うにはあと一歩二歩の物足りなさを感じました。
愛する祖国と妻子を守るため、
その身を捧げて強大なヴァンパイアの力を手にするヴラド3世。
新しい「ドラキュラ」の姿に新鮮味のある作品になっていますが、
実を言うと、自分はこれまで「ヴァンパイア」を題材にした作品はこれまでいくつも観てきたものの、
「ドラキュラ」に関する映画・小説などの作品に触れたことはなく、
ヴドラ3世というモデルが存在していた知識があるという程度でした。
実質初の「ドラキュラ」です。
ヴァンパイアの力を手に入れ、一度は列強のオスマン帝国を退けはしますが、
戦力比は圧倒的で国民と共に後退するしかないヴドラ3世。
退却の最中に忠臣を亡くし心を痛めるヴドラ3世だったが、
災難は続き逃げた先でヴァンパイアの力の事があっさりとバレてしまい、
敬虔なキリスト教徒であり、これまで守ってきた国民から火炙りにされる始末。
「守ってきたのにその感謝がこれか!」と激昂するヴドラ3世だったが、
そんな怒りを露わにしたヴドラ3世に対して
最愛の妻から「以前の貴方じゃない」と放たれた一言が胸に突き刺さる。
(無論、嫁はきちんとヴドラ3世を庇ってもいましたが……)
あまりの手のひら返しにそりゃないだろうと感じたものの、
この時代背景や宗教的に異端を排除するのは普通の事なのか……。
この手の作品にありがちですが、
人間の姿は保っているのに、
人間ではない存在ってそんなに忌避されるものなんですかね?
確かに一つタガが外れれば、最悪の展開ですが何処かの誰かもこう言ってました。
「みんなちがってみんないい」と。
このままヴドラ3世がもっと深く闇落ちし、
それでも健気に国と民を守りつづける姿があるのかと思いきや、
あれよあれよとと展開が進み、
最後には子供をさらった敵役と一騎打ちの王道パターン。
悪くないんですが、何か物足りなさが残ります。感想も色々端折ってしまいます。
新しい解釈で描いたと言えばちょうど「マレフィセント」が近いですが、
あちらとこちらでは仕上がりが大きく違う結果になりました。
惜しい。ただその一言です。
人間でいられるか、魔物となるか
ドラキュラ伯爵のモデルとされている、15世紀に実在したトランシルヴァニア・ワラキ公国君主ヴラド3世。
強大なオスマン帝国の侵略から、国と民と愛する家族を守る為、魔物となるダークファンタジー・アクション。
またまたとんでもないB級ホラー・アクションかなと思ったら、意外に面白く楽しめた。
まずこのヴラド3世は“串刺し公”との呼び名がある人物だったとか。(その残虐性からドラキュラのモデル)
近年は故国を守った人物と再評価されているそうだが、そんな人物を英雄に?…と言うなかれ。
本作は史実映画じゃなく、あくまでエンタメなのだから。
演じたルーク・エヴァンスがカッコイイ。
普通に二枚目だし、セクシーな魅力もあるし、チョイ悪な雰囲気はドラキュラのモデルの人物にピッタリ。
戦いの場では先頭に立ち、国を案じ、何より家族を愛する。まさに英雄。
断腸の思いで魔物と契約を交わす。
ドラキュラってこんな能力あったっけ?…と思うほどのスーパーパワー炸裂。
漫画みたいな描写だが、スカッと爽快。
強大な闇の力を手に入れて、それで全て解決…ではなかった。(実写版「デビルマン」よ、見習え!)
余りにも重い代償が身を苦しめる。
3日。3日だけ耐え忍べば元の人間に戻れる。
しかし、血への渇望が激しく襲う。
強大な力で敵を蹴散らしたものの、魔物と恐れられる。慕われていた民から。
唯一の支えは家族。
契約が切れる寸前、ある悲劇が…。
その時、ヴラドは…!?
人間と魔物の狭間の苦悩。
クライマックスのあるシーンの悲しみ。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」(「スパイダーマン」)
「奇跡の正当な対価」「奇跡ってのはタダじゃない」(「魔法少女まどか☆マギカ」)
ある台詞を思い出し、胸に迫るものがあった。
時間は90分と短め。ストーリーもシンプル。
ツッコミ所はあるし、ベタな箇所はあるし、ハリウッドお馴染み予算かけたB級かもしれない。
でも退屈する事なく、結構気に入った。
タイトルなし(ネタバレ)
人間からドラキュラの力を得るまでの
前半はとてもおもしろかった
中盤で蝙蝠に姿を変えたりしてドラキュラの力を発揮して戦うシーン格好よかったけれど
何やってるかよく見えなくてもどかしく感じる
後半、とくにラスト付近は微妙に過ぎる。
吸血欲求との渇望の苦しさをもっと強調してればなぁ。変身、パワー、見た目だけじゃなくて
人間の部分とドラキュラの力とのせめぎ合いがあれば人間ドラマ部分も光ったかも?
全体的に継ぎ接ぎしてるような印象
もう二歩ほど何かあれば最高だったと思う
特大の不可はないので中の上ぐらい、普通でした
結局大事だったのは
民のためとか何とか言いつつ身内の事だけじゃないですか…。
途中までは良かったのに最後がグダグダすぎて。
奥さんの君主の妻としてあまりにアレな言動に振り回されただけ、という感じがしてしまいました。
若い美人妻って怖いネー。
せめて最後の民使い捨てがなければまだマシだったのかな。
ラストは蛇足。陽の光浴びれないのによくやるねーと思いつつ実は奥さんがマスターの追ってる悪魔だったりして、なんて考えてみたりした。
かっこよかった、、けどなぁ、、
主人公ヴラド役のルークはかっこよかったんだけど、自分の妻子のために働きすぎです(^^;;一応、一国の頂点に立つお方なので、死にそうになった仲間をヴァンパイアにして殺しちゃうのはいかがなものかと。
来世で妻に会えるロマンチックぶりは好きですけどね(*^^*)
すごく面白かったです!!
最初から最後まで、とにかく先が読めなかった!
そして終わり方がすごく良かったです!!
あのエンディングがあったから、観終わったあと何ともいえない幸せな気分でした。映画の醍醐味ですね。
個人的にすごく印象に残ったのが、コウモリを呼び寄せて大量の兵をなぎ倒すところ。非現実的だけど、とにかくその演出がカッコよくて鳥肌がたちました。そして、あの辺りからテンポがすごく良くなり、観ていてワクワクしました。
またヴラド役の人のマントや鎧がすごく似合っていて、格好良かった!
一騎当千
オスマン帝国に自分を犠牲にして独り立ち向かうヴラドの姿は勇ましかったです。
軍団に対して蝙蝠を使うシーンも圧巻でカッコ良かった。
私は自己犠牲ものが好きな方なので高評価です。
突っ込みどころもありましたけどね。
魔物と初めて遭遇した時、よくわからないままに部下二人を失ったのにどうしてコミュニケーションが取れると思ったのか?
ヴラド以外がヴァンパイア化した時に理性があまりになさすぎないか?
などなど。
どうせ魔物化してしまうなら早めに魔物になってれば奥さんもヴァンパイア化して救えたのになぁとか思ってしまいました。
ここは強い想いがあれば未来でまた巡り合うというところに繋がるので、あそこで救えないのが味噌なんだと思いますが。
現代に時間が進んで終わるという終わり方も、わたし好みでした。
謎も残しつつ終わりましたが続きもあるのかな??
何と無くですが久しぶりに「アンダーワールド」シリーズを観てみたくなりました。
なぜ、そうなった!?
この映画に対して、高評価をつけている方のレビューを見ても、納得のいくような感想は無く、やはり、この映画、その程度のものだったか、と思います。
実在の人物、ヴラド公爵が吸血鬼ドラキュラになるまでを描くストーリーという所は、目のつけどころが面白いな、と思いますが、肝心な所の詰めが甘い。
敵に家族を奪われ、こりゃ、勝てない!と思ったヴラドが、民衆の数人に血を飲ませ、吸血鬼軍団結成!って、おいおい、、。
吸血鬼の辛さを前半で描いたばかりじゃないか。
自分勝手だなあ、、。
そして、ラストの展開。要らんよ。
現代にドラキュラ出現!って!!
でも、前半は良かったと思うんですよ!
史実とは違うけど、似たようなことが起きてるし。
後半だなあ。後半で落ちたんだな。
血沸き肉躍る男祭り。
格闘家から爺さん達まで最近「秋の筋肉祭り」に沸いている。
その流れで今作はダークヒーロー?ものにしてヴァンパイア。
えー!また吸血鬼~?なんてアイドルヴァンパイアに観飽きた
中年勢を気持ちよく中世の筋肉血祭りへと招待してくれる今作。
細マッチョなL・エヴァンスと、善悪なんでもござれのD・クーパー、
いや~この二人だけでもうお腹いっぱい。血沸き肉躍る闇夜祭、
加えて色っぽさも満載で史実と怪奇入り乱れるドラキュラ物語。
もともとドラキュラのモデルになったワラキア公ヴラド三世って
串刺し公の異名をとるほど、怖いっちゃ~怖いヒトなんだけど、
それは国家と民衆を守るためにしていたことで、実は敬愛されて
いた君主らしい。まぁ冒頭からこのヒト善人ですよね?っていう
オーラが出まくりで、もちろん妻子のこともしっかりと愛している。
細マッチョで裸も超綺麗とくれば、やだー♪もう楽しくて仕方ない。
こうなると非情なオスマン帝国のメフメト二世D・クーパーの方も
かなり気になるところだけど、いやー♪こっちもかなり似合ってる。
史実に基づく物語にダークファンタジーを加えて(まぁ弱いけどね)
闘いの行方を見守る92分。新人監督だけに詰めが甘いけど、
(何かというとコウモリ表現。どうしたんだよヴラドは?って感じ)
その闇の力を彼に授ける謎の男ってのが、あのC・ダンスだもの。
(実はラストまでまったく顔が分かんなかったんだけど)
ここまで厭らしい(失礼)色気が満載とは。やはりドラキュラ映画は
こういう色気が生血より滴っていて欲しいんだなぁ。ゾクゾク感が
持続してこそ魔力増幅。吸血青春グラフィティと並べちゃ酷だわ。
エェ!?やっぱりそうなっちゃうわけ…?というラストから現代。
あはは♪な試みが功を奏し(?)ひょっとして続編アリか?という
お愉しみまで齎してくれた。いや~♪ドラキュラ公グッジョーブ!
(男性陣より女性陣の方が愉しめるかも。ずっとウキウキしっぱなし)
悪魔の吸血鬼を、息子思いのダークヒーローにうまく仕立てたものだ
ドラキュラと家族愛がどうつながるのかと思っていたが、全然あり。ヴラドの意思の強さに惹かれてしまう。
おまけに、ラストに現代の場面を持ってくるあたり驚きで、そこで王妃(その魂というか)と再会するってオチは、わずかながらキュンときてしまった。
前世、現世、来世。結局はつながっているのか。
太陽を浴びて死滅したと思ったら再生するのは、やはり心臓を貫いていなかったから?ただ、そこからあっという間に現代になることで、この数百年はどう生き延びてきたのだろう?って寒気を覚えた。
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