マダム・マロリーと魔法のスパイスのレビュー・感想・評価
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フランス料理とインド料理の融合、食べてみたい
ディズニー映画だったんですね、知らなかった・・・
インドというだけあって音楽がノリノリで良かった♪
フランス料理とインド料理の融合、食べてみたいわ!
最後ハッサンの父親とマダムマロリーが恋人に近い存在にまで発展したのがとっても微笑ましかった♪
ハッサンみたいに料理の天才になりたいとまでは言わないけれども、料理が上手っていいなぁ~って強く思ってしまう映画でした♪
料理上手な人っていろんな人を魅了出来ますもんね(●^o^●)
ステキな映画でした(^v^)
爽やかなラブ(半)コメディ?
舞台はフランスの片田舎。
ガンコだけれど根は優しくて真っ正直な女性のレストラン(1つ星)オーナーとインドからやってきたレストラン経営者一家。
天才的なインド人料理人(一家の息子)とフランス料理レストランの女性サブシェフとの静かな恋。
移民差別を嫌うレストランオーナーが、両店を戦争を乗り越えて大の友人通しにする。
ラブロマンスにちょっぴりスパイスが効いて笑いあり涙あり。
暖かく美味しい香りのする作品
心が体が温まり 幸せになる映画です。
インドを追われた家族がフランスにやって来る
そしてたどり着いたのは
一流フランス料理店の前の古びたお店
インドでインド料理屋だった家族がフランスで
インド料理屋を始める
2つのお店が
お互い衝突しながらも 話し合いながら 折り合いをつけながら
経営していく 2つの料理屋の描き方が良かった
フランス料理屋の女支配人に インド料理屋のシェフにその息子
この3人を中心に物語が進む
料理とは ほんと 素晴らしい
皆を幸せにしてくれる
料理が 人種の差別を超えて 暖かく感動的に描いていて
ラストは涙が止まらなかった
大好きな作品です
やっぱり火事が起きるハルストレム作品
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」の項で既に指摘したが、ラッセ・ハルストレムの作品において、火事は重要な契機となる。火事が起きることで登場人物の運命が大きく動き出すのだ。ここでは、まだ家族がインドにいるときに暴徒に襲われて放火された末、母親を亡くし、欧州へ移住することになる冒頭のシークエンス。それと、マロリーのレストランのシェフによるハッサンたちの店への放火の2回がある。いずれもが主人公ハッサンの人生の大きな転機にむすびついていく。火事こそが人生を変える契機である。
そして、これも他の作品と同様に、他所からきた者が保守的な人びとの心に変化をもたらして、またどこかへ去って行くというおなじみのパターンが見られる。フランスの田舎にやってくるのはインド人一家だが、今回は去って行くのが主人公のハッサンひとりだけである。パリから舞い戻ってくる最後のくだりは蛇足であり、この物語は彼がパリへ去って行くところで実質的には終わっていると思う。
それぞれの(食)文化に誇りを持つ頑固者たちが出会い、反発と交流ののち新たな価値を生み出すというのがこの映画の基本的な流れだ。しかし、インド料理の店を開く前にハッサンの父親の口から重要な答えはでているのだ。フランス人だからといってインド料理など食べないというはずはない。インド料理の素晴らしさを「知らないだけだ。」と。プライドと無知で凝り固まった人々を和ませるおいしい料理の数々。美味ければどちらでも構わない。むしろ、どちらも楽しめることが幸せなのだ。それを体現しているのが、ミシェル・ブラン演じる市長だ。彼こそ、現代のフランス、いやヨーロッパで移民を受け入れる国々の新しい価値観を表している。この映画で唯一フランス人らしい登場人物だった。
ミシュランの星の数を知らせる電話を待つヘレン・ミレンの、女手一つで名店に育て上げてきた、孤独とプレッシャーを表現した演技が素晴らしかった。フランス語の発音はいただけなかったけど。
アメリカ映画だから仕方ないのかもしれないけど、セットやVFXではなく、フランスの風土が感じられるロケにできなかったのだろうか。きのこの味は、そのきのこが育った場所が大切だと、映画でも言っているではないか。
ママの手は魔法の手。
フランス料理とインド料理が対決!して融合!して絶妙!な
お味を醸し出している、そんな作品。
L・ハルストレム監督らしい温もりが随所に溢れている。
私のような捻くれ者からすると、もっとここで毒を盛ったら?
なんてヒドイ脚本を^^;つい思い立っちゃうところだけど、
苦難はあれど、しっかり収まるという予定調和な安心感は
南フランスの美しい景色と相まってゆったりと観ていられる。
しかしどこの国でも同じだろうけど、あんな真正面に同系の
店がオープンしたら、誰だって心穏やかじゃないわなー。
扱う料理が違うとはいっても、ライバル店になるのは必至。
ミシュラン一つ星の老舗店には、このインド人一家が開いた
店が邪魔でしょうがない。捻くれ店主のマダム・マロリーは、
ことごとく意地悪を仕掛けるが、インド人店主も負けていない。
このジジババ合戦、もういい加減にしなさいよ~と思うが、
インド店次男とフレンチ店見習いがいい雰囲気に打ち解ける。
恋?が芽生えても、そこはライバル(こっちはいい意味での)、
二人の恋模様と、のちのジジババ融合?が最大の見せ場。
確かにいがみ合ってて美味しい料理なんて生まれるの!?と
素人目にも思えるところなので、ここは仲良くした方が得策!
予想はしていたけど、けっこう長~いお話(内容が)である。
ここで終わり!?と思ったらまだ続く。天才料理人の次男が
どう成長していくかが、今作のフルコースメニューなのだ。
料理がどんどん科学化し、いわゆる分子レベルにまで達して
ものすごい料理がバンバン登場するが、
そんな料理人が今でも忘れない原点としているのが母の味。
そうそう、ディズニーアニメ「レミーの~」でも描かれていた
このテーマ、あの時は原題通り「ラタトゥイユ」だったよねぇ。
(考えたらこれも南フランスのお料理なのね)
いい意味で、どの家庭にも忘れられない母の味があって、
それを食べて育った子供がやがて天才シェフになったりする
んだから、その天才の味覚を生んだのはお母さん!なのだ。
自身の味覚を自覚する瞬間が何よりも感動的。
でも本心では、もっと!もっと!料理を堪能したかったクチ。
(オムレツもさ、もっと見たかったのよ、ハーブあれこれとか)
異文化交流の幸せな結末
料理を題材に異文化接触を描いたヒューマンドラマ。
インド人移民の料理人一家が、フランスの一つ星レストランの向かいに居を落ち着け、衝突しながらも理解し合う過程を描く。
向かい合う二軒のレストランを隔てる道路が、心の距離を表すのに象徴的に使われており、タイトルにもなっている。(原題 The Hundred-Foot Journey )
邦題は何これ。マロリーがキャスト順位の一番目なのは役者が格上なだけで、主演は若い二人じゃないの?スパイスはきっかけであんまりメインテーマに関係ないし……。
若い二人の料理人、マロリーとパパの、それぞれの距離感と文化摩擦、その解消が面白い。
後半駆け足な感じもするが、ここでこじれると決裂の結末しかなさそうなのでそんなものか。
幸せな結末にはなったものの、相入れず出て行った人もいるわけで、異文化交流の難しさも描かれていて深い。
星4。流石ディズニー、内面描写が上手い。
幸せ気分
典型的なフランス人と典型的なインド人。
世界の終わりが来ても交じり合うことのなそうなこの2つの世界で生きてきた人間同士が、人種や文化の差を越えて心通わす…というわかりやすいドラマ。
ところどころポップな演出もあったりするが、フランスマダムとインド親父の重厚な存在感や、料理の表現力やらのせいか、安っぽく感じることはない…と思ったら、これディズニー映画でした。エンドロール見るまで知らなかった…。
異文化、異人種がお互いを尊重しながら仲良くやってく姿は見てて安心。幸せになります。
しかしウィノナ・ライダーに似てるなあ。
丁寧な脚本が気持良い
最近観賞した映画がことごとくインド率の高いものばかりで
映画の国インドへの世界の映画産業の食いつきっぷりが
なんだか凄まじい〜(笑)
インド料理とフランス料理と言う全く反対に思える料理同士ながら
それでも解りあって最後は良い終わり方をするのだけど
全く違って見えても、ベースとなる一番大事なもの、
食材そのもの新鮮さや質の高さを大事にする所が共通するから
最後は解りあえた。
同じ様に文化や習慣が違っても人として一番大事なもの
命や愛する者への思いが共感出来たから最後は解りあえた。
一番大事なモノへの理解さえあれば争いは解決する。
そう書いてしまうとちょっと陳腐に聞こえるけれど
その辺を説教臭く無く、丁寧なエピソードの積み重ねで
きちんと納得させてくれる脚本が本当に素晴らしい。
主演のヘレン・ミレンとインドのお父さん役のオム・プリの
丁寧な演技はもちろんの事。
流石にレストラン映画だけに
料理シーンの見せ方の工夫と美しさが際立つ!
包丁を使うシーンがその直前の話の成り行きと
上手くシンクロしていたり
ソースを作るときの混ざり方が実に滑らかで美味しそう。
最初に出て来たムンバイのレストランの
粗野だけど美味しそうな香りに溢れている厨房に比べれば
最後に出て来る最新フレンチの分子料理の厨房が
まるで実験室の様でかなり味気ない。
その落差もこの物語のシェフの気持をよく表していると思います。
このところシェフもの映画を幾つか観てますが
肝心の料理シーンが印象的な作品が以外に少なかった事に
この映画を観て気が付きました。
唯一この映画で突っ込みたいのはシャルロット・ルボンが演じる
フレンチの副シェフの髪型。
1つ星レストランの副シェフともあろう人が
なんだか風呂上がりにタオルを巻いたままみたいな格好で
厨房に立つのはちょっと戴けない。
美的な方を優先したのでしょうが、十分に美人な女優さんなので
キリッとコック帽を被せた方が、メリハリがあって良かったのでは?
副シェフに見えない、ただの下働きのバイトみたいでした。
すごく幸せ気分になれる映画。
いやー、こんな題材なのに久々に幸せほのぼのな気持ちにさせてくれると思ったらディズニーだった。納得。
まあ、それはそれとして家族の絆と正義の大切さと故郷のあたたかさを感じさせてくれるお話です。
これって万国共通の感情だろうからきっとみんな幸せな気持ちになります。例外もあるでしょうが…。
一流レストランオーナー役のヘレンミレンはこういう役ぴったり。厳しく誰にも負けないかなけれど裏には正義と優しさが。
笑って泣けて、ラストはさらにハッピーになる事間違いなし。
昨日の敵は今日の友。心温まるヒューマン料理ムービー。
【賛否両論チェック】
賛:最初はいがみ合っていた2つの店が、次第にお互いに心を開いていく様子が、観ていて清々しい。主人公の人柄にも好感が持てる。
否:料理のシーンが多いので、少し退屈しそう。後半はやや蛇足感もあり、途中で飽きてしまうかも。
最初は食材を買い占めたり、タチの悪い嫌がらせまでしていたマロリーが、ハッサンの作る料理や彼の人柄に触れるうち、次第に変わっていく様子がとても潔くてステキです。途中、〝メゾン・ムンバイ”に放火した従業員をクビにするシーンなんかは、すごくカッコいいです。そして、偏屈な父親にもめげず、常に自分の意志をしっかり持っているハッサンの姿も、観ていて共感を覚えます。
後半はやや蛇足感というか、退屈しがちなシーンも続きますが、心温まるヒューマンドラマです。料理好きな方も、是非ご覧になってみて下さい。
魔法のスパイスは人間関係もまろやかに
南フランスの田舎町が舞台、向かい同士のフランス料理店とインド料理店で料理ガチバトル勃発!
口喧嘩ばかりの両者ですが、次第に料理も人間関係も魔法のスパイスによってまろやかに調和していきます。
料理を題材としたココロあたたまるヒューマンコメディ。幸せのレシピ、大統領の料理人などとともに料理映画のお気に入りに入れたいですね。
実は意外に深い?人権を描いている?
実は今日は、映画の日ということで、ひとり二本立て。この作品の他に見たのは『祝宴!シェフ』と言う事で、奇しくも二本とも料理を主題にした作品になってしまいました。
こちらは、インド移民の家族が経営するインド料理店と気位の高いマダムが経営する1つ星のフランス料理店を舞台に、二つのお店の衝突と交流を描く作品。
邦題が「マダム・マロリーと魔法のスパイス」と言う事で、オスカー女優ヘレン・ミレン推しのタイトルになっていますが、内容的には、インド移民家族の次男ハッサンとマダム・マロリーのお店のスー・シェフのマルグリットがメインと言ったら、メインじゃないですかね?でも、そうすると、知名度的に致命的になってしまいますが・・・。まぁ、この邦題は仕方ないのかな?
パリ祭(フランス革命記念日)のシーンが何度も有るなぁと思っていたんですが、これって“自由”“平等”“博愛”と言うフランスの革命精神を描きたかったからですよね。劇中、マダム・マロリーも、そんな感じな事を言っていますしね。それと、それって、制作にスティーブン・スピルバーグとオプラ・ウィンフリーが居る事と、無関係では無いと思います。スピルバーグはユダヤ系ということもあって子供の頃にいじめを受けたことが有るらしいですし、オプラ・ウィンフリーは、そもそも慈善家でもあったりします。それらが、この映画の“自由”“平等”“博愛”の事を語るシーンを作ったんだと思います。
面白いのが、フランスを舞台にした作品なんですが、フランスが制作には入っていないこと。どういう事?
一見、料理を巡った単純なヒューマンエンタテインメントと思ったんですが、実はもっと深い作品なんだと思います。
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