トリハダ 劇場版2のレビュー・感想・評価
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パワーダウン
「劇場版1」も良かったし、TV版ネックも良かった。特に評判の良かった笹野鈴々音を再登場させるなんて姑息な手段を使うとは・・・ネタが尽きたんだろうな~といった感じがする。そんな中で最も怖かったのは白石隼也と山本浩司のパート。なじみの喫茶店でケータイを拾って、落とし主の女子が魅力的だったために警察にも届け出なかったために、恐怖に陥るといったエピソードだ。
日常生活の中に潜む悪意。幽霊の出ないホラーというテーマは好きだけど、結局はストーカーの話が多くなっている。個人的に初恋の相手と同姓同名の登場人物がいたため、のめり込んで見てしまった・・・
佐津川愛美 1に続いての出演だけど別キャラ。2では性格ドギツイキャ...
佐津川愛美 1に続いての出演だけど別キャラ。2では性格ドギツイキャバ嬢。
笹野鈴々音は同一キャラぽい。
ストーカーが手紙で切った指送りつけるのとか1でシャンプーボトルの中に入ってたのとか連想させる。
他の人に宛てた手紙は読んじゃダメ、LINEも見ちゃダメ。ストーカーダメ、ゼッタイ。
前作の方が良かった!!
前作のキャストが出演していますが、一人を除き別人の役になっています。前作と違って今作は演出が狙い過ぎに感じ、同じ監督なのに残念です。ラストで変な人が立っている、ライバルがニヤリと笑う、でパターン化してしまってつまらないです。ラブホ入室の際、おっ勃っている癖に男が「普段来ねーからわかんねーんだけどー??」みたいなイキっている感じが上手く出ているのは笑えました。製作委員会が事務所と配給の2社だけなのは好感を持ちました。
相変わらず人間の怖さを見せ付けられるシリーズです
人間の怖さ、日常に潜む恐怖を描いたと言う点では、前作と同様地味にゾクッとさせられましたが、どのエピソードもハズレがなかった前作と比べると、今回はやや微妙なエピソードがあった分、前作よりは若干評価は落ちるかなと・・・。
多少マンネリを感じた部分もありましたし。
でも、良い意味でマンネリな部分もあって、ある種お約束的な恐怖は、逆に笑っちゃうぐらいのゾクゾクさって感じで、何だかクセになっちゃいそうですね。
さて、今回もメイン+6つのショートストーリーによる7話のオムニバス構成で描かれていましたが、今回まず驚いたのが、オープニングでいきなり結末を見せちゃうパターンだったんですよね・・・まだ心の準備が(苦笑)
何でこんなことになったのか、そこまでを少しづつ見せつつ、間にショートストーリーを挟んだりして、最後はブルっと身震いするような展開が待っていると言う、まあ映画そのものの出来・構成としては前作以上だった気もするのですが、ショートストーリーの一部が個人的には微妙に現実感が無いと言うか日常に寄り添っていない感じがして、もう一つしっくり来なかったかなぁ。
でも、メインの石橋杏奈のエピソードと最後の白石隼也のエピソードの繋がり具合は最高でした!
スマホ時代、LINE時代の今だからこそありえる恐怖、これは現実起こりそうで、特に女性は他人事じゃないかも?
前作の携帯覗き見エピソードも怖かったけど、今回の他人のスマホLINE既読エピソードはそれ以上、これが冒頭に繋がるのかと、思わず唸らされました。
多少突っ込みどころもありましたけどね・・・。
足立梨花の傘事件、大島麻衣のラブホ事件は現実感が限りなく0に等しかったかな、でも他人の傘を間違えて持ってきた経験が一度ある自分としては、若干の恐怖心は抱きましたが。
佐津川愛美と入来茉里のキャバ嬢事件は、女のドロッとした部分が出ていて単純に面白かったです。
優希美青、前田公輝のエピソードは、ある種シリーズお約束でしょうか、特に笹野鈴々音の存在感は、ホント反則技だ(笑)
で、前回主役の谷村美月は出ないのかと思ったら、最後思わぬカメオ出演にニヤリ!
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