「阿部ちゃんの顔。」エヴェレスト 神々の山嶺(いただき) ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
阿部ちゃんの顔。
今作を観て抱いたのは、あぁ阿部ちゃんて人はローマ人でも
山男でもイケる!という絶賛だったことはいうまでもないが、
多国籍顔というのは案外これから需要性が高まるんじゃない
かと応援したくなった。まぁラストのアレには、残念ながら
笑ってしまったのだが^^;マダム・タッソーも夢じゃないなと。
夢枕獏の原作は読んだことがないのだが、確かにこの展開は
小説ならではというか、そっちの方が楽しめるだろうと思う。
どうも実写(それも邦画)だとなんか「違う」気がしてならない。
俳優も映像も確かに頑張っている(のは分かる)し、そこそこ
緊迫感も、(おそらく)苦しい酸素状態も感じられるんだけど、
だってそこ「エヴェレスト」なんでしょう?という感じだから
先達ての「エベレスト3D」のリアル映像とつい比べてしまう。
いやいやいや…それは無理なんじゃないでしょうかと素人の
私などは尾野真千子の不安しか分からない。天才クライマー
羽生なら可能なのかもしれないが(そして阿部ちゃんならば)
「マロリーの遺したカメラ」の一件は謎として興味深かったが、
結局そこは(そりゃそうだろうけど)分からず終い、あぁ何か
映画ならではのひと工夫があればこそ!だったなぁと思った。
(阿部ちゃん、ロボットでもイケるんじゃないか?なんてね^^;)
コメントする