「希望」きみはいい子 のんさんの映画レビュー(感想・評価)
希望
『きみはいい子』は、希望の映画でした。
重たい映画だと思って、意を決して観ましたが良い意味で裏切られました。
扱っているのは現代社会に溢れている問題。
しかし、その渦中の人物たちを決して悲観的でなく、かといって楽天的でもなく、でも、希望を描いているんです。
『愛』や『幸せ』についての映画は少し強引な感じや、現実味があまりないものになりがちですが、この映画はとても自然に、スッと心に入ってきました。
呉美保監督の前作『そこのみにて光り輝く』を映画館で観れず悔しい思いをしたので、次の作品こそは絶対に!と思っていました。
前作も本当に素敵で大好きな作品ですが、今作はそれ以上に素晴らしい作品だと思います。
この映画を観た感想を一人一人が大切に胸に抱いて、周りの人に接していけたら世界は少し平和になるかも。
この作品に出逢えたことに感謝です。
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