「呉 美保 × 池脇千鶴」きみはいい子 ミワさんの映画レビュー(感想・評価)
呉 美保 × 池脇千鶴
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呉監督の作品は「そこのみ」に続いて2作品目の鑑賞となります。
私は映画に感情移入しにくいタイプなのですが、毎度呉監督にはその壁を崩されてしまいます。笑
特に印象に残っているのは、自閉症の子の演技力というか、模倣能力の高さ。凄く特徴を捉えています。
千鶴さんの「うちの子にならない?」という言葉。あの言葉は'あなたがどんなに傷つけても、この子はあなたの味方なのよ'というメッセージが込められていると私は解釈しました。
富田靖子さんのお婆さんに謝罪するシーン。障害を持つ子の親御さんの気持ちを見事に表現されていました。
子供達が宿題の感想を言うシーン。見ていて、凄く生っぽいなと思ったら、なるほど演技では無いようですね。
みんな「いい子、いい子」されたいんですよね。
「そこのみ」に引き続き、見終わった後、題名と内容がしっかりリンクされるのも呉監督の映画の特徴だと思います。
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