「現代社会が抱える…」きみはいい子 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
現代社会が抱える…
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学級崩壊、幼児虐待、認知症、障がい児など様々な問題をリアルに描いている。高良健吾のパート、尾野真千子のパート、喜多道枝のパートが強引に交わることなどなく、それぞれ進行していく。解説読んで納得、なるほど3つの原作から構成されているんだと。特に尾野真千子の虐待シーンは胸が痛いし、池脇千鶴に抱きしめられるシーンはぐっと来た。やはり、虐待は繰り返されるのか。。子供の愛し方、叱り方がわからないのだろう、またそんな自分を嫌いというのが救われない。どれもハッピーエンドにしないのもリアリティあるし、ラストの高良健吾が訪ねた後が見たい。どの役者も好演しているが、特に自閉症の子供を演じた加部亜門は素晴らしかった。池脇千鶴の肝っ玉母さんぶりも板に付いていた。
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