「親に悪い子、と言われている子に きみはいい子だよ、と言う先生。 子...」きみはいい子 猫柴さんの映画レビュー(感想・評価)
親に悪い子、と言われている子に きみはいい子だよ、と言う先生。 子...
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親に悪い子、と言われている子に
きみはいい子だよ、と言う先生。
子を叩いては後悔する母。
他の母達だってしているはず、と聞き耳を立てる
認知症気味の独居老人が助けてあげた知的障害のある子。
その母に、とっても良い子ね、と語りかける。
みんな何処かに寂しさを抱えていて
若い先生は毎日の忙しさと、教師という立場だけでは
踏み込めない領域に憤りを感じたり。
ある日、ちょっとした事がきっかけで幼い甥っ子に
抱きしめられてその温もりの大切さに気づく。
そして先生はクラスの子に
家族に抱きしめてもらう、という宿題をだす。
これは、いもとようこさんの『宿題』という絵本が元ネタかと。
宿題の感想を聴くシーンはきっと台本なしのリアルな声なんだろうね。ちょっと泣けた。
ラスト、学校に来なくなった
悪い子と言われてる子の元に先生がかけつけるシーン。
先生の決意の表情も終わり方もとても良く
きっと生徒のためにとことんやってくれるだろうと思わせる終わり方だった。
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