「辛くて見ていられない」きみはいい子 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
辛くて見ていられない
私が子どもを育て始めたのは、一人目が22 二人目が25。
貧乏で 一つ年下の夫も働くのに必死で 夫の側が子どもの面倒見るなんて雰囲気は 今ほど世の中にもなくて
休みの日は朝からパチンコで「俺はいないと思え」とまで言っていた。
それから ん十年。
あの頃の事は 全然覚えておりません と言う風に目尻下げておじいさんをしてるけども。
そんなだから 私は 夫がいなくても一人でなんでも出来る女になっていた。
もちろん 夫は仕事はちゃんとしてたので 貧しいながらもまあまあ普通にやって来れてたわけだけど。
でも 子どもが幼い頃の私は ほんとに余裕がなかった。
若さに任せて 許さないものは許しません といった育て方をした。
だから いわゆる 良い子に育っているんだけれど
この尾野真千子を見てるのが辛くて 見ていられない。
私は虐待されて育ったわけじゃないから
自分が嫌いとか タバコの火を押し付けるとか そんな事はもちろんしてもされてもないけど
厳し目に育てたなあと
思い返すと そう思う。
だから 娘たちの子育てには 出来る限り協力して
気持ちの余裕を与えてあげたいと思って日々暮らしている。
かなりのおばあちゃんっ子になっちゃったのを見て
どうしたものかと思う事もある訳だけど
こういう映像を見るのが辛過ぎる。
尾野真千子の あの愛情のない視線が もう耐えられない。
最後に どのストーリーにもあたたかみが残されてたのは救い。
この 呉美保監督の作品は
今後は 世の中がこんなに不安でいっぱいの頃などでなく
気持ちも明るめで気分も良いときに見よう
(現在 新型コロナで 世界まるごとで 大変な最中です)
持ってなかったのですが、いたらいたで幸せなのかなあと思う事もあります。
一番の違いは 人をぎゅっと抱きしめる機会があるって事ですね。
子どもなんて大きくなったら手も繋ぎませんからねー。
お孫たちは ぎゅーさせてくれるし黙ってても膝にのぼってきます。
今後 御しっぽを発見された暁には是非実感されますようお祈りもうしあげましょう。まあでもこういう不安要素の多い
きりんさん
お元気ですか?
春だというのに
一年で一番素敵な季節だというのに
世の中は 酷い有様です。
東京はオリンピック延期決定とともにやって来たウィルス拡散のニュースでもう毎日 どんよりしています。
孫って生まれる前は全く期待も希望も
薦められていたのですがこれは未鑑賞でした、DVD借りてきますね。
「おばあちゃん子」のおばあちゃんになれてasica さんは世界一の幸せもの。
ぜひ「西の魔女」や「トイレット」のバッチャンになって下さい。
僕は、
①孫に読み聞かせる本と、
②孫が二十歳になった時にプレゼントする腕時計
は、とうに準備済みなのですが、孫のしっぽもかけらも見当たりません(笑)
marさん
でなかったら 見るのやめてたと思いました。ここで レビュー見たら そんな感じだったので 最後まで我慢して見られました。そういう使い方も出来るこの頃です、笑笑。