「学校のシーンがリアル」きみはいい子 うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)
学校のシーンがリアル
先生の出来ることと出来ない事のギリギリがツラい。
抱き締めてもらう宿題もギリギリだろうと思ったがあの教室では好評で良かった。
障害のある少年がひまわり学級にいけた事は賛否あると思うが、母親は苦しさから解放され、寂しい独居の老婆も新たな楽しみを見いだせていて、それなりのバランス感で小さな幸せが皆を包んで行くのが見える。
尾野真千子の虐待母親と娘の姿は痛々しい(演出は抑えていたけれど……)、ママ友の池脇千鶴が抱き締めるシーンは泣けてきた。
人は誰でもいい子と褒められたいと思う。
大人だって同じだと思う。
ラストシーンはやや影を残しているが、全てが綺麗に解決などするのも妙だし、これで良いと私は思います。
ちょこっと親子関係を考えるのに良いかも知れません。
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