オルエットの方へ

劇場公開日:

オルエットの方へ

解説

長編デビュー作「アデュー・フィリピーヌ」で一躍ヌーベルバーグの重要人物として注目された伝説的映画監督ジャック・ロジエの長編第2作。海辺の別荘へバカンスに出かけたキャロリーヌとジョエル、カリーンの3人は、女だけの気ままな時間を楽しんでいた。そこへ、ジョエルの上司で密かに彼女に思いを寄せるジルベールが現れる。ジルベールは別荘の庭にテントを張らせてもらうことになるが、3人の女たちからは粗末な扱いを受けるばかり。そんな中、3人は海からの帰り道にパトリックという青年と出会い、ジルベールをよそにパトリックと親しくなっていく。2010年1月に東京・ユーロスペースで開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月、シアター・イメージフォーラムで再び行われる同特集で再上映。

1970年製作/161分/フランス
原題または英題:Du cote d'Orouet
配給:アウラ
劇場公開日:2016年10月22日

その他の公開日:2010年1月(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.5全てが自然体

2016年10月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

萌える

何気ない男女の遣り取りを描いているだけかと思いきやソノ姿を観ていてコッチが楽しくなってしまうし女性三人が無邪気で可愛らしい。

途中から演技ってか素でしょう?てな感じでドキュメントな雰囲気が漂う。

演出も感情表現も解りやすく描くのでは無く観客側に考えさせる手法で観ていて気持ちが良い。

バカンスって非現実的な世界から現実に戻る素っ気ない感じに彼女ラの素直さや薄情さが感じられて映画的なようで華やかなドラマが描かれないからこそ普通のリアルさがある。

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万年 東一