「タイトルなし」アデュー・フィリピーヌ kazuyuki chataniさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
何故可愛い女の子二人が街を歩くだけの横移動があれほど美しいのか。映画史的で人生そのもので、儚い。一事が万事例えようもなく美しいカットが連発される。バカンスの中でそのような一瞬を捉えるのはロジエの才能だと断定できる。それでいて恋の、生死の決定的瞬間を突然に挿し込んでくる。何なんだこの迫力。
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何故可愛い女の子二人が街を歩くだけの横移動があれほど美しいのか。映画史的で人生そのもので、儚い。一事が万事例えようもなく美しいカットが連発される。バカンスの中でそのような一瞬を捉えるのはロジエの才能だと断定できる。それでいて恋の、生死の決定的瞬間を突然に挿し込んでくる。何なんだこの迫力。