「目の前にいるのが当たり前の方々を、今のうちに大切にしなくっちゃ、と感じる作品でした」愛を積むひと 81。screenさんの映画レビュー(感想・評価)
目の前にいるのが当たり前の方々を、今のうちに大切にしなくっちゃ、と感じる作品でした
この作品のようなご家族は、何よりのしあわせだったのでしょうが、さらに、血のつながっていない方であっても、次のステージを目指す時のサポートは、仮に、それが、「さて、どうしたものかと悩んでいる姿」であったとしても、観ていて気持ちの良いものでした。
今回は、作品のあらすじが紹介されていたことから、俳優さんたちの、「気丈にふるまう姿」や「気付かずにいるままの姿」の距離感や仕草、テンポ、等に引き込まれてゆきました。ひょっとしたら、こちらは、制作スタッフのみなさんが狙っていたことではないかと思慮しています。
また、北海道の、気の長くなるような景色もあって、上映が進むにつれて、配給会社さんの作品紹介の言葉が、しみじみと心に沁みてくる作品でした。
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