劇場公開日 2015年2月14日

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「渋谷すばるファンとしてみなさんへ」味園ユニバース sskkkさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5渋谷すばるファンとしてみなさんへ

2015年2月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

幸せ

渋谷すばるファンとしてみなさんのレビューを見た上でレビューします。

完成披露や、初日舞台挨拶などに参加しました。
完成披露で見てみなさんが気になっている
ラストシーンについてわたしも気になりました。
監督が観劇者から質問を受けた際、あのラストに向けてのシーンは二階堂さんと共に理屈としての辻褄が合うかどうかや繋がりが重要ではなくヒロインが茂雄ために行動した。という事実が重要だろうという話になりあのようになったそうです。

歌唱シーンはファンとしていつも彼の歌を聴いているわたしでも聞き応えがありました。
歌っている時以外は記憶がないこともあり
ボソボソと話すおとなしい感じですが
歌うととてつもなく輝く…わたしの思う渋谷すばるの魅力はこれ以外ありません。
普段の彼を見ているようでした。

この映画は渋谷すばるという人間をスクリーンで描くならどうするか。
という企画から始まったといっても過言ではありません。
もっと言えば彼の歌唱をソロデビューと共にどう広めるかを考えてくれたのか。とファンからしたら思ってしまうほどです。

渋谷すばるがエイトレンジャーのように関ジャニ∞を背負わず関ジャニ∞ではなく渋谷すばる個人として演技をするのは実は10年以上ぶりです。
ずっと演技の仕事は相当な運命を感じないとやらない。と言っていました。
ファンからするとそれは「俺は個人では演技の
仕事はしない」と言っているのに等しいことでした。
そんな彼が今回の話を受けたのは間違いなく役が自分にとても寄っていたことだと思います。

昔から少しとがったイメージがあり度々過去のことも話題になるような人でした。その数々の噂が事実かは本人にしか分かりませんがこの映画で決して社会的に良い人とは言えない茂雄を
演じるにあたりジャニーズでは彼しかいないと思いました。すばるくん自身もそう思いこの映画をやろうという決意にもつながったと思います。

とにかくジャニーズの映画だろ。と敬遠している人に見て欲しいです。
彼がこの映画、この脚本でないとやらなかった。とまでいった覚悟を歌から感じて欲しいです。
そこらへんの壁ドン映画に飽き飽きしている方へ。
大阪の古い雰囲気ずっと音楽が鳴っている心地よさ。そして渋谷すばるという人間の魅力に一人でも多くの人に浸っていただけますように。

sskkk