夫婦フーフー日記のレビュー・感想・評価
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キャストがいい。。救われた。。
題材は王道なファンタジー。妻が死ぬ。幽霊になって現れる。主人公と対話する。。うーーん。。。いかにもありそうで新鮮味がない。しかし。。佐々木さんと永作さんのキャステイングで救われた。お二人の演技力でストーリーが輝いた。役者さん様様だと痛感した。赤ちゃんが時折おきざりなのが気になる。子育てってもっと夫婦に密着なものだし、すぐ預けちゃうのがちょっとさみしい。
しかし。。この旦那さんも可哀そうだ。赤ちゃん産まれて妻が死ぬ。絶望的な設定なんだがどこかほっこりする。そんな主人公を佐々木さんがうまく演じていた。着ている洋服なんかも見ていて落ち着く。パパさん感が良く出ていていい。
永作さんもナチュラルな演技で良かった。死んだからっておどろおどろしい幽霊なんかじゃなく。。どこか明るいこれまたほっこりさせられる夫婦像。現実と幽霊との対話と同時進行していて、わかりやすく後味も良かった。なぜか和みすぎて2回観てしまった。佐々木さんと永作さんに感謝だ。いい芝居でした。
なんか‥
いまいち。まずなんで幽霊で出てきたのか、いまいちよく分からなかった。こうちゃんが本を出すまで?最後の最後まで消えなかったからオチに締まりがなかった。あと永作博美の演じてる女が好かん。あーゆー女いるなー‥みたいな。
書くことで。
ご主人のブログを元に書籍化TVドラマ化そして映画化である。
私は原作をまったく知らなかったので、映画で初観となった。
観る人によって賛否が分かれそうな描かれ方になっているが、
コメディとはいえこれは立派な闘病記になっていると思った。
こういった現実が起こらないとは絶対いえないのだ。つまり…
結婚して出産してさぁこれから育児!という時に相方が急死。
幾ら福祉が充実した日本といっても片親には辛い現実が沢山。
まずは生活。今作ではヨメが他界してしまうので、遺される
のはダンナの方になるが、乳飲み子である子供の育児と仕事の
両立は普通の会社員(今でなら産休がとれるのかもしれないが)
にはまず難しい。双方の親がまだ元気で面倒をみてくれたこと
が何よりもまず大きいと感じた。これが中高年では親の介護と
重なってしまう。仕事と育児と介護…あり得ないことは、ない。
17年も付き合ってやっと結婚したのもつかの間、妊娠とともに
妻のがんが発覚する。それも末期。ご本人も家族もどれほどに
辛かっただろう。無事に出産を終えるも一年足らずで奥さんは
亡くなってしまう。日々の詳細をブログ日記で旦那さんが綴り、
やがて書籍化されるのだが、私はとある編集者がその内容に
対し「この本のウリって、なんなの?」と聞いた一節にグサリ。
ただの闘病記なんて誰も読みたがらない。じゃあどうするか。
死んだヨメがダンナのもとに現れる。という設定が映画のウリ
だとすれば、それにより楽しかった日々と闘病の日々が二人で
観客と共に振り返れる。この脚本にそんな空想を浮かべていた。
蔵之介と永作の丁々発止のやりとりは楽しいし、幸せな場面を
二人で辿る光景には涙も溢れる。死は免れない現実と重なるが、
「それを書くことで救われていたんだよね」とは、全くその通り。
笑って生きろ!というヨメからの応援が随所で聞こえる。
(喪失を乗り越える方法は人其々。カエルの置物も可愛かったな)
後一息…
よいお話なのだ、とても。
でも、ドカンともジワンとも胸に響いてこない…。
嘘をつきたい切なさなんかは、グッとくるはずなんだが…こない。
とても概念的な話だけど、死の認識として、誰の記憶にも残らなくなった時というのがある。
それを念頭におくなら彼女に死は訪れてないし、彼も彼女を失っているわけではない。…という事になる。
むしろ、そういうメッセージなのかもしれない。
だからかな?
ただ、永作博美は恐ろしく可愛かった。
綺麗だとは思わない。
顔もカエルみたいに見えるし…。
でも
でも!
とても、とても愛おしく思えた。
芯のないふにゃふにゃした映画だなぁ
うーむ、どういえばいいのかしらん。
芯がなく、ふにゃふにゃな映画だなぁ。
この映画の核になるのは、博美の癌が発覚してから綴っていた浩太のブログ。
しかし、そのブログの記事は、受け狙いなのか、はたまた真実は書けない・書きたくないという思いからなのか、事実と異なる内容が多い。
そこを死んだはずの博美がツッコンでいく。
このツッコミが、笑いを誘うと同時に、その事実と異なる内容がツライ闘病生活を支えてきたという美しさに繋がっていくべきところが、どうにもタイミング悪いというか、間が悪いというか、映画に拍車がかからない。
死んだはずの博美が現われて・・・という設定は映画オリジナルなようだけれど、足かせがなく、安易な方向に映画を導いてしまったかも。
主役ふたりのエピソードがいまひとつだが、こころに沁みたのは杉本哲太演じるケーゾーさんのエピソード。
10年前に連れ合いを無くしたケーゾーさんは、連れ合いが好きだったカエルの置物に囲まれたバーを経営している。
たくさんある置物のカエルたちに見られているのは、連れ合いに見られているみたいだという。
けれど、実は、ケーゾーさん自身で、ときおり買い足している・・・
なんてことはないが、ここがいちばん、こころに沁みました。
コウタダンナとユーコヨメのM1グランプリ
コウタダンナとユーコヨメの漫談を観ているかの様で絶妙な言葉の絶妙なやり取りに楽しさを感じました相方が居なくなって始めて知るお互いの大切さ結婚したから家族に成っていた周りの協力や友人からも助け合いで立ち直れる知り合いから友人から恋から愛から家族に膨らんでいって家族の絆に言葉よりも態度でしめそうよそらみんなで手を叩こうよが私の中のビージィーエムとして流れて笑えて泣けました!
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