劇場公開日 2016年4月23日

「美人女優といえば片瀬那奈(あくまで個人の意見です)」アイアムアヒーロー 新・野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0美人女優といえば片瀬那奈(あくまで個人の意見です)

2021年4月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

映画館では2016年5月25日地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来3度目の鑑賞

ポスターに載っていたメガネをかけた主人公が大泉洋とは初見では気づかなかった
もう一人のヒロイン長澤まさみは始まってから1時間近く経たないと登場しない
ショッピングカートに乗った左目隠しの眠たそうな有村架純を押して逃げる大泉洋が絵的に好き

主人公はパッとしない漫画家アシスタント
なぜかライフルに自信ニキ
女子高生と看護婦とともにゾンビ『ZQN』化した元人間たちと戦うサバイバル映画
パニックホラー

富士の麓にあるショッピングモール屋上の逃げ場所も地獄だった

思ったよりも面白かった
ハラハラドキドキもした
ゾンビ映画の傑作
グロいのが大の苦手な人は向いていないかもしれないが大抵の大人なら大丈夫だろう
僕も子供の頃は『北斗の拳』のグロ描写が苦手だったが今はわりと平気で遅ればせながら30過ぎでハマった

続編を期待して原作の漫画をちょこっと見た
片桐仁が演じた語尾に特徴があるチョイ役の売れっ子漫画家は原作では最後まで出てくる重要なキャラなのね
ラストはちんぷんかんぷんだった
全否定はしないが漫画作品としてリスペクトできない
原作者の人間性が垣間見えた
悪い意味で絶望の中に希望を見いだす人かもしれない
僕は彼が好きじゃない
いくら有能だとしても成功者だとしても金持ちだとしても
話のスケールがでかいと回収が困難だ
だから映画も俺たちの戦いはこれからも続くで終わり続編制作の予定無しってことになる
映画の方はこれで良かったと思う
原作があんなラストじゃ続編は映画化しない方が良い

新・野川新栄