劇場公開日 2016年4月23日

「R∞+、本気のグロ映画」アイアムアヒーロー ktbさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5R∞+、本気のグロ映画

2016年4月29日
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ひたすらグロい映画です。
バイオハザード等を軽く凌駕するグロさです。
大泉洋のファンの方もいらっしゃると思いますが、洋ちゃんらしい面白さは全くないとは言いませんがあまり感じられず主人公が彼である必然性もさほどないと感じました。
バイオハザード見れるから大丈夫だろうとか甘い考えで見ない方がいいです。
また、この映画のもう一つのポイントは、限りなくリアルで日常と地続きであるということ。
バイオハザードのように舞台が外国ではなく、たとえば身近なアウトレットモールが舞台であったり、普段メディア等で慣れ親しんだ役者さんがどんどんゾンビ化されていったりして日常とクロスオーバーしていきます。観終わった後も周りの人がゾンビ化するのではないかという感覚にとらわれます。
また、人間の汚い部分も躊躇なくストレートに表現されているのでそれがまたこの映画のグロさを引き立てています。

限りなくリアルなグロさを表現したという意味で、映像作品としてのクオリティは高く、評価されるのは分かるのですが純粋に映画を楽しみたいという人には向かないと思います。
また、ハッピーエンドや爽やかなラストが待っている訳ではないので、序盤で厳しいと感じた方は即座に退席されることをおすすめします。

almark