「Okay?Okay!」きっと、星のせいじゃない。 ☆くっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
Okay?Okay!
酸素ボンベが離せない末期ガンのヘイゼル。彼女は哲学的だ。独特な感性で冷静に自分を、病気を、家族を、そして彼氏を観察し分析する。「うつは、癌治療の副作用ではなく、間近な死の副作用」など、彼女の言葉には知性を感じる。
オーガスタは骨肉腫で片脚を失っても明るく真っ直ぐ。
両眼を失った友人ともユーモアを忘れず、失明前と変わらず明るくキラキラと輝く時間を過ごす。
お互いの死を身近に感じながら発せられる彼女達の言葉の一つ一つは、心に響き胸を熱くする。彼女達の行動は、羨ましくなるほど眩しく輝いている。彼女達の両親の愛情や切なさもまた、共鳴でき一緒に一喜一憂する。
「0と1の間には無限の数がある。0と2の間にはもっと多くの無限、0と100万の間にはもっともっと多くの無限」
私たちは、希望に満ちあふれている。
そんなことを教えてくれる。
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