劇場公開日 2014年9月6日

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「【”全視点監視&記憶能力、そして役割分担。”韓国アクション映画に新たなる視点を取り入れた作品。名優ソル・ギョングとチョン・ウソンが対峙するシーンも佳き作品である。】」監視者たち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”全視点監視&記憶能力、そして役割分担。”韓国アクション映画に新たなる視点を取り入れた作品。名優ソル・ギョングとチョン・ウソンが対峙するシーンも佳き作品である。】

2023年7月26日
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鑑賞方法:VOD

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■凶悪犯の行動監視を専門とする韓国警察内の「監視班」に配属が決まった女性刑事ユンジュ(ハン・ヒョジュ)は、さっそくベテラン、ファン・サンジュン班長(ソル・ギョング)らと共に、武装犯罪組織の追跡捜査を開始する。
 しかし、武装組織は緻密な計画によって監視の目をかいくぐり、完全犯罪を成功させていく。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作はオリジナルと同様に鋭い観察眼と記憶力を持つ新人女性刑事ユンジュの”子豚”から”小鹿”に成長していく物語である。

・個人的には名優ソル・ギョング演じるファン・サンジュン班長が、ユンジュの満員列車内での”試験”のシーンで満足であるが、更に今作はイケメン韓国俳優と言えばこの人、チョン・ウソンが武装犯罪組織のリーダー”影”を演じている時点で、お腹一杯である。

<普段は、縁の下の力持ち的存在の監視専門班チームが、仲間のリスを”影”に殺された事で敵討ち的な感じで、”影”を追い詰めて行くシーンは見応えがある。
 そして、ソル・ギョング演じるファン・サンジュン班長が、チョン・ウソン演じる”影”にナイフで傷つけられながらも、見事にリスの仇を打つシーンや、皆でリスの墓に敬礼するシーン。そしてユンジュが誇らしげに、真新しい制服を身に付けるラストシーンは良かったかな。>

NOBU