「彷徨える7人の女」滝を見にいく kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
彷徨える7人の女
最も印象に残るのが蛇と草相撲だろうか。楽しいサバイバル生活となってしまった不運なおばちゃんたちなのに、この人数だと心強い。恋バナするもよし、文句言うのもよし、助け合いの精神だって自ずとわいてくる。
こうなってくると初心者ガイドの男性だけが気にかかる。紅葉の季節だと夜も寒いし、死んでしまってもおかしくない。たくましいおばちゃんたちと違い、一人っきりなのだ・・・
こうしたワンシチュエーションで、素人の俳優さんたちが脚本をしっかり自分のものにして演技している素晴らしさ。知らない人ばかりなのも良かったかなぁ・・・
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きりんさんのコメント
2020年11月3日
この女たちの“ただの遠足”映画に我慢がならなくなるのは昔気質な男どもでしょうねー
成果とか、実りとか、男が囚われている基準みたいな、そんなものはあそこにはないから。
欠けているんじゃなくて、女は女の世界を完璧に確立してんですよ。
男不要の世界を持っている女はすげーなー、という映画だと思いました。(笑)