海街diaryのレビュー・感想・評価
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きちんと心に伝わる映画
良い作品にふれることは大事
観入ってしまいました
テレビのスペシャル番組で
十分と一瞬過ぎりましたが…
大画面の四姉妹になった遣り取りに
完全に引き込まれました。
綾瀬さんと長澤さんの言い合う場面、
夏帆さんのホンワカした感じでの優しい話し方、
すずちゃんは、最高です。
あの三姉妹が居たから、
すずちゃんが引き立ったんでしょうね。
しかし、すずちゃんのサッカー場面には驚き。
DVDやTV放映を待つ皆さん、
是非とも映画館で。
脇役に回った主役級の控えの演技も良かったです。
綺麗な作品
日常を写してる。
鎌倉に住む、4人の姉妹を。
それだけ。
ただそれだけの事なのに、その日常に引きつけられる。
彼女たちを直向きに観察してしまう。
そして、その気持ちに感情移入してしまう。
広瀬すずが底なしに可愛かった。
彼女の表情は、とても雄弁にその世界を語ってくれてた。
長澤まさみは、美しくも危うげで、絶妙なバランス感覚を発揮してた。
何か特別な事は起こらないのだが、人が人と関わり思いやる気持ちを想像してしまう。
そして、それがとても美しく貴重なものに感じてしまう。
是枝x吉田秋生のコラボに相乗効果でもあるかのように…他に類をみない美しさの作品でした。
名作漫画が素敵な是枝映画になった
海街diaryを是枝裕和監督が映画化すると発表されてから、楽しみにしておりました。とても良かったと思います。
吉田秋生の読者であり、海街diaryのみならず、地続きに位置する作品、ラヴァーズキスをも読み込んでいる者の感想です。
(ラヴァーズキスは映画の冒頭でちらっと出てきたよっちゃんの彼氏の物語です。名作ですのでご興味を持たれたならば是非。20年前の作品なので古いですが。)
あらすじは知ってますので、感情移入が先走り、演者より泣くのが早いという有様でした。漫画のほうも何回も読んで何回も泣いていますから、これは殆ど反射です。パブロフの犬的なあれです。最初の泣き所は山形でお気に入りの場所を案内している最中…よっちゃんが歩けてないあたりで、このあとすずちゃんにてっぺんでお礼ゆうんよねと思って泣けてきました。
で、殆どずっと泣きっぱなしでした。
ですがだから良かった、というわけではありません。
原作はとても良い漫画ですが、漫画にありがちな欠点もあって、すずが中学生にしては喋りすぎるというか、大人びていすぎるし、挟まれるギャグシーンが浮いていたりという感じがあります。(ファンの癖に生意気すみません)
絵も語り口も昔からあまり変わってないので今の作品なのに古く感じる部分もあったり。それが魅力でもあるんですが。
そこをうまーく調整していて、どのキャラクターも生きた人間らしく思え、監督の手腕を感じました。
また、原作はすずの中学生日記的側面もあるのですが、そこを潔くとっぱらい、四姉妹の物語に注力したことで、映画的な納まりも良かったように思います。
さらには、漫画って絵とセリフ以外に、モノローグ(セリフ以外の言葉、心の声のようなあれ)という重要な要素がありますが、これはあまり映像と相性が良くないんです。
そのままナレーションにしてる映像もありますが、あまり成功例が思い当たらず、陳腐だったりくどかったりします。かといって無視できない物語の肝が描かれていたりするので、映像化された時にどう扱われたかはいつも注目しています。
特に海街diaryは難しいんです。なぜならモノローグを担う人間が多いからです。漫画は連作短編だからこの手法でありなんですけども。すず、幸、佳乃、風太(!)ときたもんだ。そしてみんなしゃべるしゃべる。すずのモノローグはほんと大人びていて、語彙も中学生レベルではないんですよ。さてこれをどう料理する?ということなんです。
結果的に、ナレーションはなしでした。でも、分かりにくかったかというと、そうではない。演者の表情などで感じ取れるようになっていて、漫画を読んでいなくても分かるようになっていたと思います。その上で是枝裕和映画になっている。やー、すごいなぁと思いました。
もちろん漫画を知っていたから深読みできたこともありますが、そしてもっと映像でみたいとおもった、描かれなかった部分もありますが、鎌倉に異母妹を迎えてくらす四姉妹の物語としては、この作品の選択が、ベストなんじゃないかと思います。
二ノ宮さんとかどう絡めるのかなぁと思ってましたが、最初っから知り合いという設定で、なるほどと思いました。リリーさん演じる福田さんが九州弁になっていて優しい人になっていましたね。原作では口の悪い関西弁の人なんです。その辺りも面白く思いました。
アフロ店長のレキシに笑かされました。
足の写メいらんから!オモロすぎよ。
漫画では、アフロ店長にこの凍傷ネタで泣かされる話もあるんですよ。
綾瀬はるかが幸なのは美人過ぎるし、若すぎじゃね?と思いましたが、まじめで頑ななところがよく出ていて、はまっていたと思います。それどころか漫画の幸は年の割に老けて描かれてるんじゃ、と思い始めました。
長澤まさみはよっちゃんにぴったりでした。露出高めのよっちゃんファッションが現代的になっていて、にあってました。
坂下課長との続きを、見たいのでまさみ❤️加瀬亮の姿で妄想しておきます。
1番のお気に入りは夏帆の千佳ちゃん。可愛すぎる。短い前髪にきつめのパーマのあのスタイル大好きです。アフロはね、浮くもんね。カマドウマのポーズが最高です。釣りのとか、喪服とは言えない葬式スタイルとか、可愛かったです。千佳ちゃんが、何気なく話題を変えて、姉同士の喧嘩の腰を折る感じとか、いいなぁと思いました。すずといいタイミングでいただきます!とか。
広瀬すずのすずちゃんも、とても中学生らしくてかわいらしくて、目が離せませんでした。桜トンネルのシーンが好きです。あとははだかんぼうと扇風機ですかね。やー、新人賞いっぱいとるんやろうなーって思いました。やー、かわいい。眼福です。
樹木希林の大船のおばちゃんも良かったです。母娘喧嘩を止めるところ、最高でした。
鎌倉の風景にも見とれました。古い家、梅の木のある庭、海沿いを走る江ノ電、砂浜、参道を横切る線路、四季の移り変わり。どれも素敵でした。
最後から二番目の恋にもどはまりしてましたので、極楽寺の改札から小泉今日子が出てきたらどうしようとか妄想しました!
涼しくなったら鎌倉行きたいです。鎌倉特集のハナコも買っちゃったし。
もっかい観に行くかもです。
丁寧に作り込まれた映画
鎌倉に住んでいる三姉妹のもとに腹違いの妹が来る話。
まず、結論から述べると非常に面白かったです。物語には大きな見せ場やハラハラする展開はあまりなく、淡々と流れる感じではありますが、それで面白くない!と言うのはお門違いです。
この作品の魅力は丁寧に作り込まれていることだと思います。4姉妹が主人公という言わば群像劇であるので、どれかに焦点が当てられてしまって他の人物の印象が薄くなってしまいがちですが、序盤の会話やふとした仕草で4姉妹の性格がきちんと読み取れるし、それぞれにどっぷりと感情移入できました。
役者陣の演技は素晴らしく、特に広瀬すずの演技が良い!いきなり三姉妹の下に行くことになって複雑な心境の感じとか、一見打ち解けたように見えて、どこかまだ心を開けない絶妙な雰囲気、これ見事だと思います。四姉妹の絶妙な距離感もまた良いですね。
そして音楽が菅野よう子。これがまた良いです。走り出した時の希望に満ちた音楽とか鎌倉の風景ととてもマッチしていて、もうこのキャスティングした時点で勝ちですね。
すずちゃんの成長と共に三姉妹も成長していく感じとか、自分のいるべき場所はどこなのかずっと気にかけていたことが最後の叫びと共に解決するシーンとか、お見事。
ただ、これだけ綺麗に作られているので、ここ少し無理あるな〜とか、夏帆演じる千佳ちゃんの印象が少し薄いな〜とかほんのちょっと浮き彫りになっているような気がしますが、あまり気になる程でもないし、とても素晴らしい映画でした。オススメです!
一年を通しての鎌倉の景色と姉妹愛が見事に映画化されていた 長澤まさ...
見どころ無し
渋谷直角的妄想の四姉妹。 キャスティングの期待通りに可愛いです。男...
海街diary
鎌倉に暮らす三姉妹のもとに腹違いの妹すずがやってくるというお話。すずは三姉妹を見捨てた父親と他の女性との間に生まれた子ども。亡くなった父親が犯した罪を自分で背負い、異母姉妹との新しい生活にどこか不安を抱えていた。しかし、心優しい姉たちや鎌倉に暮らす人々との交流を通じて自分の居場所をようやく見つけ、成長していく。その様子を見届ける三姉妹も、いつしか妹の存在に感化され、共に成長していく。腹違いの妹すずをきっかけに四人が本当の家族になっていく様子が、美しい季節の移ろいの中で静かに描かれている。
鎌倉市民の一人として思ったのは、変に「鎌倉」を前面に強調していなくて良かった。鎌倉が舞台の作品には鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳寺といった観光スポットの代表格が登場することがしばしばあるけど、『海街』は決してそんなことはなく、あくまで鎌倉に暮らす人々の視点から見た「鎌倉」が映し出されている。四季の移ろいも、例えば長谷寺の紫陽花とかをあえて映さず、ごく日常的な風景によって表現されていた。題名が『海街diary』とだけあって、海に降り注ぐ光の変化に四季の移ろいを見出したのは、やはり是枝監督ならではの発想。観光地としての「鎌倉」ではなく、日常の中の風景としての「鎌倉」がスクリーン越しに伝わり、鎌倉市民の僕としてはなんだか嬉しかった。
四姉妹はもちろん、脇役の方々も含め皆素晴らしかった。全員に共通していたと感じたのは「自然体」の意識。何気ない会話やしぐさがアドリブを交えたりすることで、映画を観ているというより、日常そのものを切り取っているかの様だった。広瀬すずに関して言えば、台本は渡されず、監督による「台詞の口伝え」が行われたとのこと。これまでの監督の過去作で、この「口伝え」の対象とされたのは小さい子どもばかりで、高校生に取り入れるのは極めて異例だった。しかし、取り入れたことで、台詞を無駄に熟考せず、突発的な、より自然な芝居ができたのではないかな。
作品の冒頭から印象に残った美しいショットの数々。桜並木のトンネル。涙をグッと堪える自分がいた。
心温まる四姉妹のストーリー
綾瀬はるか、長澤まさみという二大看板女優の初共演ともあり楽しみに映画館に足を運びました。
実際に観てみると、それ以外のキャストの豪華なこと、そして名ベテランの演技の上手さ、また新人期待の女優、広瀬すずの注目など色々ストーリーに引き込ませる要素はありました。
綾瀬はるか、長澤まさみばかりに気をとられる訳ではなく私が今回観て良い味を出していたのは、三女役の夏帆さんの役柄がとても今回の映画でキーマンに感じました。
あと、樹木希林さんや大竹しのぶさんの名演技が長女役の綾瀬はるかさんの絡みが良かったです。
風吹ジュンさんやリリー・フランキーさんの演技も流石だと思いました。
それ以外に堤真一さん、四姉妹それぞれの日常も感じるのがとても身近に感じさせるストーリー、そこに広瀬すずという腹違いの妹という存在。
でも一番のキーマンは名前は知りませんが、広瀬すずの同級生役の男の子がとても心を爽やかにさせる名演技に吸い込まれたのは言うまでもありませんでした。
言葉では語れない、心で観た人それぞれに何かを感じさせる…何か幼い頃に忘れてしまった自分自身の心を思い出させてくれるとても良い映画でした。
女性陣と鎌倉の瑞々しさ
トーホーシネマズデイにて\1100で鑑賞。
楽しみにしていた久々の是枝作品。
死んだ父の、腹違いの妹と、3姉妹が一緒に鎌倉に住むことになる。
大人たちの思惑や、知らない街での生活に戸惑いながらも姉たちに心を開いていく妹。
美しい日本の四季を共に生活しながら、4人はだんだんと「家族」になっていく。
田舎の風景と、ごはんを作り食べるシーンが毎度ながら楽しくうれしい気持ちにさせてくれる。
梅酒を作ったり、ぬか床から野菜を取り出したり、おはぎを頬ばったり。。。
キャストが豪華でもちろん素敵な空気感の映画なんだけど、やっぱりちょっと物足りなかったなあ~
もっとリアルを追及してほしかった。
腹違いの大人である3人もの姉たちに、いきなり一緒に住もうといわれて、行きますと即答できる妹はいないと思うし、
いきなり一緒に住もうと提案する姉の気持ちがわからない。
よっちゃんの年下っぽい彼が、やくざ?に金を渡すために自分と付き合って金をせびっていたのかもしれないというエピソードも突然すぎたし、
幸の不倫相手であるお医者さんとの恋愛模様もなんだか時間が足りなくて薄っぺらい。
行間を読めということか?
もっともっと掘り下げてほしい内容がたくさんあった。
「誰もしらない」と「歩いても歩いても」にはやっぱり勝てないな!!
樹木希林とリリーさん、あとまえだまえだの弟くん!の存在感は、やはりすごかったし、実はたくさん泣いたけどね。
リリーさんなんでいつも九州(地元)出身の役ばっかりなんだろw
吉田作品なのか是枝作品なのか。。。
高校生のときにどっぷりハマったカルフォルニア物語、BANANA FISH!
アメリカ=かっこいい!ってなってたあの頃をちょっぴり思い出しながら、見終わっての感想はあのとき感じた世界観、空気感を感じられないまま「是枝さん」作品の一つを鑑賞したという感じ。
「ラヴァーズキッス」や「櫻の園」よりはよかったけど。。。
このキャストで素敵な映画じゃなかったらまずいですよね。
もちろん素敵な映画で素敵な四姉妹。
なかでも「すずさん」が飛び抜けてて、眩しいくらいピカピカしてます。
家族とは姉妹とは。「こういうものだよね」っと今作もしっかり提示してて、しっかり未来を想像させてくれました。
血の繫がりの凄さを感じることができました。
男なんだけど、この「姉妹感」いいなーって憧れを抱きます。
素敵な四姉妹の未来を応援しながら。
でも、吉田さん作品の実写って難しいですね。吉田作品ファンとしては
ちょっぴり残念。なんて言っていいかわからないけど、吉田さんが「海街diary」って題名を付ける感性を実写版でも感じたかった。
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