海街diaryのレビュー・感想・評価
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「で?」という気分は残る
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずって出てたら、観てるだけで楽しいね。特に色んな組み合わせでやる一対一のシーンが楽しかった。
「こんな綺麗な娘ばかり産まれるなら、お父さんもうちょっと産ませてくれても良かったのに」と思ったね。あと「こんな綺麗な遺伝子はどこから?」と思ったけど、お母さんが大竹しのぶだから、まあ、そうかと。
逆光のシーンとか、ときどき綺麗なシーンがあってハッとしたなあ。
話はね、特別なことは起きないの。その濃淡のない話で、観たあと何かを残すには、もう少し深みがないと駄目なのかなあと思った。原作の漫画の限界なのか、そこから起こした脚本の限界なのか。
観終わって「是枝監督なにやりたかったんだろ。こんなに役者集めて」とか、「これカンヌに持ってくのは無理あるんじゃ」とか思ったね。
丁寧な暮らしぶりと、素敵な人々に引き込まれる
心地よい時間でした。
傑作。四姉妹の四季彩る幸せの1ページ。
スクリーンに数々の四姉妹のシーンが映し出される・・・、
まるで四季彩るアルバムのように。
なんてナチュラル感漂う映画なのだろう。
人物だけではない、セリフ、言い方ややり取り等の演出、街の風景まで、至るところ、自然な日常に溢れ、違和感を感じることがなかったと言っていいのではないだろうか。
映画を鑑賞している感覚ではなく、見守っていたと思う。まるで、幼いころから知っている親戚の叔父さんか従兄のお兄さんのような、そんな目線、気分になっていた。
この映画には過去の写真を含め、回送シーンなど一切ない。身内の気分にさせられているくらいだ、セリフ、表情、雰囲気で十分自然に伝わる、それが、わざとらしい説明セリフになっていない所が素晴らしい!
出番は少ないが、リリー・フランキーが、物語の終盤、食堂のおばちゃんの葬式の帰り際にすずに言うセリフが印象に残る。
「お父さんのことを話したくなったら、こそっとおいで」
痺れた。私自身、ずっとこんな思いで鑑賞していたかのようなセリフに、目頭が熱くなってしまっていた。
そして、明るく答えるすずに微笑ましく安堵感。
身内気分になってしまって、時間は、完全に忘れさせられた。
映画鑑賞で、こんな幸せなことはない。
姉妹愛ってイイ。
実在感
普段の生活の中にもそれぞれの人生が!
綾瀬はるかの演技力
ホッコリする
美人姉妹カレンダー日本代表
鎌倉、そして女たち
鎌倉の海。山形まで逃げ込んだ父とその愛人と娘。その父の写真もなにも一切出てこない。その妻は大竹しのぶさん。14年間の不在。母も出ていった。古い一軒家。それを守る長女。看護師をしているが、あるいはそれがゆえに彼女も不倫をしてしまっている。妹たちには秘密だ。
次女は地元の銀行員だが、快活奔放な性格で酒と男が好き。三女は釣り好きでもと山男のスポーツ用品店の店長とできている。
彼女たちを昔から知る食堂海猫の女主人。平和な生活の中に死の影があり、また愛憎があり。鎌倉ののどかな風景がすべてを包む。花火は心の中で開く。
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