「鎌倉、そして女たち」海街diary akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
鎌倉、そして女たち
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鎌倉の海。山形まで逃げ込んだ父とその愛人と娘。その父の写真もなにも一切出てこない。その妻は大竹しのぶさん。14年間の不在。母も出ていった。古い一軒家。それを守る長女。看護師をしているが、あるいはそれがゆえに彼女も不倫をしてしまっている。妹たちには秘密だ。
次女は地元の銀行員だが、快活奔放な性格で酒と男が好き。三女は釣り好きでもと山男のスポーツ用品店の店長とできている。
彼女たちを昔から知る食堂海猫の女主人。平和な生活の中に死の影があり、また愛憎があり。鎌倉ののどかな風景がすべてを包む。花火は心の中で開く。
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