劇場公開日 2015年6月13日

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「久々に良作な邦画を観たような気がします。このような映画に出会えて嬉...」海街diary ピロリさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0久々に良作な邦画を観たような気がします。このような映画に出会えて嬉...

2015年6月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

久々に良作な邦画を観たような気がします。このような映画に出会えて嬉しい。
日常を描いているのに退屈しないのは演者の技量はもちろんのこと、ワンカットの程よい長さ、BGMの挿入部分に上手さがあるように思われました。カメラワークでは、周りの景色を中心に撮り、役者を中心からずらして配置することで見ている側を引き込むようにしています。鎌倉の海と緑、そして日本家屋の美しさがあるからこそ成り立つ表現なのだと思います。また、個人的には序盤のシーンで脚の組み方に各姉妹の個性が描写されていたのが印象的でした。
自分の学生時代や田舎のことがなんだか不意に
思い出され、家族や周りにいる人や今までの自分の人生そのものが意外とかけがえのないものだと思えました。
過激な表現も、とっぴな設定も、必要ない。本当に久々に良い邦画を観ました。どうもありがとうございます。

ピロリ