「『家族とは何か?』を問いかけます。」海街diary Michiさんの映画レビュー(感想・評価)
『家族とは何か?』を問いかけます。
6月13日に公開された当該作品は、ベストセラーを誇る吉田秋生の
コミック(マンガ大賞2013)を、実写化した映画です。
さすがに、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されただけあり、
洋画と異なる「日本独特の映像」と「ゆっくりとした時間の流れ」を堪能できました。
日本映画もいいですね。。。
当該作品は、『家族とは何か?』を問いかけています。
過去に負った心の傷により、人生の選択や価値観が異なってきます。
女に走り家族を捨てた父親、そして子供を捨てた母親、
子供達の心の傷が、自分の存在価値を否定したり、
結婚を躊躇したりします。
心の傷を癒すには、前に進むしかありませんが、
ひとりでは、なかなか難しいものです。
その様な時、家族を頼っていいのです。
一番身近な家族が支えてくれるのです。
たとえ異母姉妹だって、家族なんだから。。。
こんな事を当該作品は、伝えたかったのでしょう。
ご家族・兄弟・姉妹で、観に行くと、より一層感激すると思います。
お薦めの作品です。
Michi
[追伸]
私は、個人的には、長澤まさみ(28)が大好きです。
この映画には、『世界の中心で、愛をさけぶ』の
テレビ・ドラマ主演の綾瀬はるか(30)と映画で主役を演じた長澤まさみ(28)
(ふたりとも、丸坊主にしましたね。)
の両人が出演しております。
2004年は、長澤まさみが多くの賞を受賞し、綾瀬はるかを凌駕しましたが、
残念ながら、10余年経つと、綾瀬と長澤の力量は、明白に逆転してしまいました。。。
長澤まさみは、頑張りすぎて、自然な演技が出来ていないのです。。。
綾瀬はるかは、流石です。
コメントする